メカニックが街頭検査に立つ理由 

From:関谷はやと

先日このメルマガで、
国道の検問所などで定期的に行われている
街頭検査に参加したお話しをしましたが、
そもそも何でそんなことをするのかというと、

安全や公害防止のためには、
ドライバーさんに『意識してもらう』ことが
もっとも効果的だと考えているからなんですね。

というのも、特に安全面においては
車の構造に関する事ばかりじゃなく、
スピードの出し過ぎや周囲の確認不足、
飲酒・酒気帯び運転、子供やペットを
車内に置き去りにするといった、
人(ドライバー)が原因による
痛ましい事故が後を絶たないからです。

こうした人命に関わる大きな事故を防ぐには、
まず軽微な不良個所を指摘し直していくことで、
安全に対する日常的な意識づけが生まれます。

もし、そうした意識がなければ、
『ちょっとくらいスピードを出してもいいだろ』
とか、交差点で対向してくる直進車よりも、
『自分の車が先に曲がってやる・・』

『だって何も危険な事が起きてないんだから、
別に大丈夫だろう』みたいに程度の差こそあれ
結果的には安全と遠ざかっていく行動に
段々とエスカレートしてしまうのが
人間の性分として存在するからじゃないかと。

その証拠に、
現在開発されている、あるいはすでに
実現している技術の多くが、例えば

前方を走る車との車間距離を保つ機能
ドライバーの呼気中のアルコール濃度が
一定以上だとエンジンが始動できない機能、
送迎用の車で、車内に人が残っていることを
センサーで知らせてくれる機能など・・

自分で意識し気を付けることが
常にできていれば無くてもよい機能です。

とはいえ、こうした意識は
人によって違いがあるのもまた事実なので、
ドライバー任せだけではまとまりません。

そこで車社会全体を眺めた上での安全を
一定の基準として設定することによって
生まれたのが、いま例に挙げたような機能です。

その視点から考えると、
車の機能の進化は便利さよりも
まず安全面が優先されていることが分かり、

さらに安全に対する考えの元になるのは、
ドライバーの意識であることが分かります。

そのため、
自動車整備をする僕たちメカニックが
車の軽微な不良個所をあえて指摘する
街頭検査を行っているんですよ。

関谷はやと

 
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