ダイナミック・プライシング 

From:関谷はやと


季節や時間帯に合わせて料金が変わったり、
需要と供給量のバランスによって
販売価格が変動することを
『ダイナミック・プライシング』と呼んでいます。

よく知られているのは、
大型連休になると航空運賃や宿泊費が、
普段より値上がりするあの現象です。

では、何でこうした現象が起こるのか?
というと・・高くても売れるからです。
『そりゃあ当たりまえやろ!?』
と思うかも知れませんが・・(笑)

ただ、これには2つの事情があって、
まず1つ目として、
今お話しした運賃や宿泊費の場合、
いくら多くの人が利用したいと思っても、
乗り物や宿泊施設には数に限りがあるため、
全ての人に応えることは出来ませんよね。

すると、需要と供給のバランスが大きく振れて、
その結果、供給側の『価値』が上がります。
つまり有難がってもらえている状態です。

そこで供給側は『この機会に!』とばかりに、
価格を上げることで収益確保に動きます。

特に季節もののビジネスには
良い時とそうじゃない時の波があるので、
こうして価格を変動させることによって、
売れない季節の分を補ってるんですね。

そして2つ目です、、
車の修理部品などでもよくあるんですが、
生産されてから10年以上とか
20年経過したような車の場合は、

事故や故障修理のために
補修用部品を注文しても在庫が無い、
というケースがあります。

というのも、
自動車メーカーや部品メーカーでは、
いま現在、市場に出ている車を中心に
補修用部品を揃えているため、

年数が経過した車の部品を
いつまでも作り続ける訳にはいかず、
在庫限りで供給は終了です・・
みたいな対応を取らざるを得ません。

ただ、全ての補修部品が
売り切れになる訳でもないので、
当然、在庫品として
いつまででも残る場合もあります。

すると、ある時点から、
倉庫代や管理コストといった経費が
当初設定していた部品価格よりも
上回ってしまうんですね。

そこでメーカーは、
年々需要が少なくなっているにもかかわらず、
補修用部品の価格を数十%から、
場合によっては2倍や3倍に価格を引上げて
いつ来るか分からない受注のために、
在庫し続けているのが現状です。

もしこれが、
スーパーの生鮮食料品だったら、
時間の経過とともに傷んでしまうので、
値下げしてでも売らなきゃいけませんよね・・

ところが補修部品の場合は、
生鮮食料品のように傷みませんし、
本当に部品が必要な人にとっては、
価格がどうこう言えない立場なので、
ここが大きな違いとなります。

つまり、
ダイナミック・プライシングには、
不足することによって価値が生まれる、
という特徴があるので、
価格を高くしても売れる訳なんですね〜

関谷はやと

 
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