SA・PAにトラックが停まっている理由
いつもこのメルマガを
読んでくれている人の中にも
お盆休みを利用して車で遠方に出掛けたよ、
という人もいるかと思います。
また高速道路を利用した人は、
途中のSA・PAなどで休憩を取った際、
大型車用の駐車スペースに
たくさんのトラックが停まっていて、
熱気でクラクラした人もいるんじゃないかと。
たしかに、トラックのドライバーさんも、
途中で休憩をしなきゃ身体が持ちませんよね。
ところが、実はこの時、
全てのドライバーが休憩している訳じゃなく、
荷物の納入先に到着するまでの『時間調整』を
行っているケースも多いんですよ。
というのが、納入先にしても、
荷下ろしのためのスペースは決まっているので、
同時に受け入れることができるトラックの台数にも
当然、限りがあります。
そのため、
みんなが一斉に荷下ろしするんじゃなく、
例えばA社のトラックは9時から12時の間、
B社は12時から14時まで、という風に、
納入時間を細かく分けることによって、
荷下ろし作業がスムーズに進むようにしています。
そこでトラックは、
とりあえず納入先に近いICの手前にある
SA・PAで時間調整をしているんですね。
もし納入先が大規模な物流センターとか、
周辺に大きな道路があるような場所では、
高速道路から降りて、そこで時間調整をします。
ただ、時間調整といっても、
連日熱帯夜になるようなこの時期です、
エアコンを作動させ続けるためには、
エンジンを停める訳にもいきません・・
最近では、物流センター付近の道路が、
荷下ろし待ちのトラックで渋滞するのも
問題となっています。
これって燃料を余分に使いますし、
何よりドライバーにとっても、
時間調整の間は仕事中になるので、
どうしても長時間労働を余儀なくされます。
そこで、こうした課題を解決するため、
車の位置情報(GPS)を使った配車管理、
納入先で荷下ろし作業の予約を受付する
システムとを組み合わせることで、
荷下ろしまでの待ち時間を削減する方法が
提案されています。
そして、この度政府からも、
こうしたシステムを導入するための費用に
補助金を出すことが決まり、
週明けの17日から募集が開始されます。
将来は自動運転によって、
トラック輸送も無人化になるかも知れませんが、
でも、そうなるまでの現状を見てみると
トラックドライバーの慢性的な不足や
燃料費の高騰といった課題があり、
輸送事業者だけではどうにもならないので、
こうした補助事業はやはり必要だと思います。
関谷はやと
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