言葉の壁を取り除くには・・　

From：関谷はやと

先月、
三栄自動車の来客用カウンターに備え付けの
クレジットカード決済端末に使っている
『ＡＤＳＬ回線』が来年で終了するため、
光回線対応の端末機に入れ替えたときのこと、

新しい端末機が設置された後
決済業務に関係するスタッフに集まってもらい
入れ替え工事に来てくれた業者さんから、
取り扱い説明を受けていたんですね。

お金を扱う業務なので、
端末機の操作に間違いがあってはいけないと、
僕と同世代のスタッフは皆、メモを取りながら
業者さんの説明を聞いていましたよ。

一通り説明が終わると次は、
業者さんが持っていたクレジットカードを使いながら、
端末操作の練習に入ったんですけど・・

新しい端末機には、
従来機には無かった『非接触型ＩＣカード』
との通信機能が搭載されていて、
（通信機能のないものは接触型と呼ばれています）

その機能が付いたカードを
どうやって見分けるのか？の説明に入った時、
僕たち自身の持っている
クレジットカードを取り出して、
業者さんにあれこれ聞き始めました・・

説明を受けている僕たちにとっては、
それぞれが聞きたいことを質問してるんですけど、

ところが説明している業者さんしてみれば、
僕たちの質問はニュアンスが異なるだけで、
どれも同じ内容の質問だったようで・・

質問を聞いていた業者さんが、、
一瞬ですが『またその質問なの！？』みたいに、
困った表情になったのを僕は見てしまいました・・

そして、ついに業者さんから、
『カードの種類については、たぶんお客さんの方が
（自分のカードなので）よくご存じですから（苦笑）』
というセリフが出てしまったんですね〜

ちなみに、その業者さんは、
根っからの技術者風の印象で、
この日が初めての対面だったこともあってか、
それまでは形式ばった説明をしていたのに、

意外にも、
『そりゃあ、ごもっとも！』
みたいなセリフを聞いたので、

僕は『さすがにそれを言われてしまうと、
われわれの立つ瀬がないでしょう（笑）』

このやり取りのおかげで、その後は
お互いに打ち解けた質問と回答となり、
さっきのように同じ質問ばかり・・
ということは無くなりました。

こんな風に、
ニュアンスの違いが言葉の壁となって、
相手に上手く伝わらないない、
みたいな場面って結構あると思いますが・・

その壁を取り除くのは、
やはり円滑なコミュニケーションだと、
あらためて感じましたね〜

関谷はやと

 
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