エンジン車を止めるは本当なのか!? 

From:関谷はやと


つい先日のニュースで、
EUが域内におけるエンジン車(内燃機関)の
新車販売を2035年までに禁止する方針を
改めて発表していました。

ちなみに対象となるのが、
ガソリンやディーゼルエンジンを搭載する
乗用車と小型商用車で、CO2(二酸化炭素)の
排出量ゼロに向けての措置だそうです・・

その一方でEV(電気自動車)や、
エンジンと電気モーターを併用したHVのうち、
コンセントで充電する機能を搭載したPHVの
普及を進めていて、

ここ1〜2年の間でEU内の自動車メーカーが
立て続けに電動車を発表しているのも
この方針に沿ったものです。

しかし、こうした方針は、
日本の経済界・自動車業界から、
特にコンパクトカークラスのエンジン車で
燃費性能に優れたモデルを生産販売している
日本の自動車メーカーへの対抗措置じゃないのか!?
みたいに言われているんですね〜

たしかに、日本のメディアばかり見ていると、
そう映りますが・・

ところが!
ヨーロッパの自動車メーカーだって、
完全にエンジン車を手放した訳じゃなく、
実はエンジンに関する新しい技術の開発に
取り組んでいたんですよ。

自動車専門誌によるとドイツのBMWが、
2007年に開発したエンジンでは、
エンジンを構成する部品の材質を見直し、
加工精度のレベルを極限にまで高めることで、

エンジンの出力を高めるために、
よりたくさん空気を吸い込ませるターボ(過給機)や、
吸排気のタイミングを機械的に最適化する
バルブトロニックといった装置を使うことなく、
NA(自然吸気)エンジンとしては異例の、
超高速回転・高出力エンジンを開発しているんですね。

さらに2015年には別のエンジンで、
エンジンに吸い込ませる空気を確保するための
『サージタンク』と呼ばれる部分に、
高圧の水を噴射するノズルを装着して
吸入空気の温度を下げることで空気の密度を高め
その結果、出力と燃費性能を向上させる、
という技術を開発しています。

こうした技術を見ていると、
EU自体は電動車一択に向いているようですが、
自動車メーカー個別だと少し事情が異なり、
自分たちからエンジン車の生産を止める、
と言わない限り、規模の大小こそあれ、
ずっと開発を続けているな、という印象です。

関谷はやと

 
***********************

メールマガジン【三栄自動車のメルマガ】

発行責任者:関谷はやと (三栄自動車)

〒790-0054 愛媛県松山市空港通2丁目14番7号
ホームページ:  https://3ei-j.com/
メールアドレス: info@3ei-j.com

メルマガは自動配信がおススメ(無料です!)
希望される方はコチラ↓の登録フォームまで
【三栄自動車のメルマガ】
https://55auto.biz/3ei-jseibi/registp.php?pid=1

***********************

メルマガの配信を解除される方は、
コチラをクリックして下さい。

https://abfll.biz/brd/55s/3ei-jseibi/mail_cancel.php?cd=05rtLFeSX90Bk1

愛媛・松山のレンタカー・車検整備・板金・塗装なら
三栄自動車!
TEL:089-972-1082 受付時間 9:00-19:00
(祝祭日は9:00-17:00/但しサービス工場は休業)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です