そのペダル、踏み間違ってない!? 

From:関谷はやと


僕が住んでいる松山では、
今日も朝から日差しの強い晴天となっていて、
しかも上空には雲一つありません。

ちなみに、こういった暑い日が続くと、
集中力を持続させにくくなるのか、
車を運転していて事故に遭うとか、
あるいは、起こしてしまう傾向が見られます。

ところで、
僕がいつも目を通している
車業界向けの日刊紙にも、
自動車工学と医療分野の専門家が、
事故の原因や分析、実際の対策の現状、
予防方法などについて、
それぞれの視点から見たレポートが連載されていて、

今回は、
アクセルペダルとブレーキペダルの
踏み間違いによる衝突事故についての一例が
挙げられていました。

テレビやネットのニュースなどにも、
ペダル踏み間違いによる衝突事故が、
よく記事になっているんですけど、、

大抵は高齢者ドライバーによるケースが
よく取り上げられている印象です・・

たしかに高齢者ドライバーの方が、
『ついうっかり踏み間違えた』とか、
車が挙動し始めてから反応するまでのスピードが
遅くなるという傾向はあると思いますが・・

でも実際には、
『ペダルの踏み間違い』そのものは、
衝突事故にまで至るかどうかを別にすると、
年代や運転経験を問わず、
どのドライバーでも経験しているんですよ。

記事の内容は、
バックしようとしたタクシーが、
ペダルの踏み間違いによって何かに衝突し、
慌ててギヤを前進に切り替えたものの、
気が動転していたドライバーは、
誤ってアクセルペダルを踏んでしまい、
そのまま前方にある建物の壁に衝突した、
という事例でした。

この時の様子を記録した
ドライブレコーダーのデータを基に
事故の解析がされていましたが、、

それによると、
ドライバーはギヤを前進に切り替えたあと、
何と4.5秒間もアクセルを踏み続けていて、
壁に衝突する寸前の0.17秒前になって
ようやくブレーキペダルに踏み代えたそうです。

つまり、
気が動転したドライバーの頭の中では、
アクセルじゃなくブレーキペダルを踏んでいる、
という認識のまま、実に4.5秒間もの間、
アクセルを踏み続けていたことになります。

ところが、実際の車の挙動が、
ブレーキペダルを踏んでいるはずなのに、
車は停まるどころか前進し続けるので、

『もっと強くブレーキを踏まないと!?』

そう思いながらペダルを踏んでも、
ますます車が加速して、

目の前の壁に、いよいよ衝突してしまう〜!
といった状況になってようやく、、
自分がペダルを踏み間違えていたのに気付き、
そこでブレーキに踏み代えられたんですね。

こうした事例から、
ドライバーがペダル踏み間違いに気づいた後、
より素早く、容易にブレーキペダルに
踏み代えることができるようなペダル形状や
ペダルレイアウトについての提案で、
この記事は締めくくられていました。

アクセルで加速、ブレーキで停止、
というシンプルな機能のペダルですが、
踏み間違いによる事故を防止するために、
実はこうした地道な検証が
積み重ねられているんですよ。

関谷はやと

 
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