そうだ、EVを作ろう! 

From:関谷はやと



車業界向けの日刊紙に、
ガソリンスタンド向けにアレンジされた
ビジネスモデルや設備、システムを展示した
『SSビジネス見本市』
というイベントの記事が載っていました。

ちなみに、現在のガソリンスタンドは、
給油という機能ばかりじゃなく、
車のメンテナンスや車販・レンタカー
保険販売にいたるまで、
様々なサービスを提供していることから
『サービス・ステーション』と呼ばれ、
その頭文字をとって『SS』となっています・・

記事の中で興味深かったのは、
ガソリンスタンドに燃料を卸している、
出光興産やコスモ石油といった会社
いわゆる『石油元売り業者』が、
ガソリンを必要とするエンジン車ではなく、
小型EVを販売し始めたことです。

しかも特徴的なのは、
両社とも既存の自動車メーカーが作った
EVを仕入れて販売するのではなく、
自社ブランドのEVなんですね。

たしかに、、
エンジン車の台数は年々減少しているので、
ガソリンの売り上げが減るのも分かりますが、、

でも、だからと言って、
自社ブランドのEVを作ろうなんて・・

出光興産やコスモ石油には、
ガソリンを作る工場はあっても、
車(EV)を作る工場なんて持ってないし、
おまけに、
どうやって開発や設計をしてるのか?
考えてみれば不思議ですよね・・

そこで登場するのが、
『分業』や『専業』に特化した企業の存在です。

いま世界中が注目しているEVには、
自社工場を持たずに企画や開発・設計といった、
形にする前段階までを専門に行っている、
『自称EVメーカー』がたくさんあって、
『ファブレス・メーカー』と呼ばれています。

ファブ:製造を意味するファブリケーションの略、
製造部門が無い(レス)なのでファブレス

そして、ファブレス・メーカーと同様に、
工場や生産設備なら揃ってるので、
そちらで開発や設計さえしてくれれば、
EVを作れますよ!という企業もあります。

ところが、
ファブレス・メーカーも
工場や生産能力を持っている企業のどちらも、
決定的に不足しているのが、
『知名度と資金力』なんですね〜

一方でEVの開発や製造はできないけど、
知名度やお客さんとの接点はあるので、
集客や販売なら任せてよ、というのが、
出光興産やコスモ石油のような会社です。

しかも圧倒的な資金力を持っています。

分業と専業によって生まれた
『自社ブランドEV』は、
新しい形態の量産システムとして
今後定着するのかも知れませんね。

関谷はやと

 
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