150年前に考えたことが今でも 

From:関谷はやと


およそ150年ほど前に、
現在のようなエンジンを搭載した車の原型ができ、
その基本的なシステムは今でも活かされています。

中でも興味深いのは、
自然界からヒントを得たと思われるシステムが、
車の様々な構造部分に採用されていたことです。

いくつか例を挙げると、
今ではバイク以外あまり見られなくなった、
走行中に受ける風をエンジンに当てて冷却する、
『空冷エンジン』の構造です。

エンジンの外側を見てみると、
『ひだ状』になったものが、
何層にも重ね合わさってますよね。

これって、
見栄えを良くするための飾りじゃなく、
『フィン(ひれ)』と呼ばれる
冷却機能の役目を果たす形状なんですよ。

というのも、
エンジン内部の温度は瞬間的に
1500℃以上にも達するため、
さっきお話しした、
空冷エンジンに風を当てる際にも、
より早く冷やすための広い面が必要です。

ところが、
広い面の方が良いといっても、
エンジンのスペースには限りがあるので、
平面という訳にはいきませんよね・・

そこで、
コンパクトなスペースにするため、
平面を折りたたんだ
フィン形状になったんですね〜
しかもフィンを何層にも重ねることで、
エンジン本体の強度まで確保しています。

もう一つの例は、
エンジン内部に吸い込んだ混合気に点火する
『スパークプラグ(プラグ)』という部品です。
空冷エンジン程ではないですが、
上の白い部分が『ひだ状』になっていますよね。

これは『ガイシ』と呼ばれる絶縁体の一種で、
プラグを冷やす目的じゃなく、
先日のメルマガでもお話ししたように、
プラグ内部の導体を通っている電気が
外部に流れ出ないようにするためのものです。

というのも、プラグの頭部には、
2万〜3万ボルトという高電圧がかかるため、
より真っすぐな所を流れたがる電気の性質から、

もし、ガイシの表面が滑らかな平面状だと、
プラグ内部の導体に流れるはずの電気が、
流れやすいガイシ表面を通ってしまうため、
あえて電気が流れにくい曲がり道として、
『ひだ状』にしているんですね〜

高度なコンピューターのシミュレーションなど、
まったく存在しなかった150年前には、
こうした自然界のシステムからヒントを得て、
様々な工夫を凝らしながら、
より高い性能の車を目指していた事を、
つくづく尊敬しています。

関谷はやと

 
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