(いい意味で)常識はずれなテスラ生産方式 

From:関谷はやと

 

ボディーを構成するパネルを
溶接して組み上げている様子

すでに知っているかも知れませんが、
先日、SNSの超大手『Twitter社』が
買収されるというニュースがありました。

ちなみに、買収を行ったのは、
世界一の個人資産を持っているとされる、
あのEVメーカー『テスラ』創業者の
イーロン・マスク氏で、買収に必要とされる
およそ6兆円!?もの資金は、
自らの個人資産で支払うそうです(驚)

またTwitter社を買収する理由の一つが、
『人々が自由に発言できる場を確保するため』
なんだとか・・まあ、自分のお金なので、
どう使おうがその人の自由なんですけど、
何ともケタ違いなやり方ですよね〜

ところで、
イーロン・マスク氏のケタ違いな行動は、
こういった話題性のある分野ばかりじゃなく、
実は本業(テスラ)の方でも、
自動車生産の常識をひっくり返すような
チャレンジを常に行っているんですよ。

それが、どれくらいのレベルかというと、、
今から120年ほど前にフォード社
(ヘンリー・フォード氏)によって開発され、
現在でも、その基本的なやり方は変わっていない
大量生産(流れ作業)のシステムを
変えてしまうくらいのレベルです。

ここで大量生産システムについて
(自動車のボディー)簡単に説明すると・・

まずロール状になっている薄い鉄板を、
車のフロアや左右の柱、ボンネット、
ドアや天井といった『ユニット』ごとに、
プレス型でパネルを形成します。
その数は実に数百点以上あります。

次にそのパネルをユニットにするため
1枚ずつ組み合わせて溶接していきます。
ちなみに溶接する個所は車1台当たり
約4000か所以上もあります。

そうやってできたユニットを、
ネジや部品でつなぎ合わせることで、
ようやく1台のボディーとなります。
さっきもお話ししたように、この方法は、
基本的に120年近く変わっていません。

ところがテスラは、
これらのユニットを作るために
(現在は前後のフロア部分だけですが)
従来のような薄い鉄板を用いず、

何枚ものパネルを溶接する工程を省いて、
たった1つの部品に(オレンジ色の部分)

あらかじめフロアの形状をした型に、
溶かしたアルミを流しこんだ鋳物(いもの)で
作ることを思い付きました。

つまり、フロアを構成するユニットを
アルミホールのような一つの塊にすることで、
数百点のパネルをプレスして作ったり、
それらを組み合わせて溶接する工程を
全て省くことに成功したんですね〜

その結果、
従来の車と比べて3分の1の時間で、
ボディーを作れるようになったそうです。
その分、生産に要するエネルギーも
大幅に節約できますよね

他の自動車メーカーが、
たった1秒短縮するだけでも苦労しているのに、
もしこれが、すべてのユニットに展開されれば、
生産時間は、他社の10分の1くらいに
短縮されるかも知れないんですよ!

関谷はやと

 
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