災害時にこそ、すぐ必要な法律とお金の話 

From:関谷はやと


新聞の特集欄に、元外交官だった方の
半生を語った記事が連載されていて・・

その中で1980年代後半、
当時の赴任先だったアメリカにいた時、
大きな地震が発生したそうです。
(1989年のロマ・プリータ地震
通称サンフランシスコ地震)

ところが、この方が目にしたのは、
地震が発生した翌日には、
もう近くの公園で
ボランティアの人たちが集まって、
被災者支援を始めていたらしく・・

『自分たちも被災しているはずなのに』
という気持ちを持っていたからなのか、
その光景を見たこの方は、
実にアメリカ的だと感心したそうです。

一方では、
ボランティアの人たちが集まっている中に、
『法律相談事務所』のテントが
たくさん出ていたそうです・・

というのも、
被災者が市や大家さんを訴えたり、
その逆の場合もあったりするので、

だったら、うちの法律事務所を
ぜひ使ってください!という、
営業の場になっていたんですね。

さすがに訴訟大国と呼ばれる
アメリカだけのことはあります。

その光景もまた別の意味で、
実にアメリカ的だと語っていました。

まあ、日本でも、
『炊き出し』という言葉のとおり、
今みたいにボランティアという
言葉や行動が浸透するずっと以前から、
同じような支援活動が
あるにはあったんですけど・・

ところが日本では、もともと
同じ地域に暮らす人同士の役割として
機能している側面が強いため、

現在のように、
ボランティアが組織的に活動したり、
それがメディアに取り上げられることで、
遠く離れた僕たちの目に留まったり、

またこの記事にあるように、
法律事務所のような所が
表立ってアピールすることも少なく、

善行は黙ってするのが美徳、
みたいな価値観が一般的でした。

でも、
よく考えてみれば被災者にとっては、
命が助かった後には1日でも早く
普段の生活に戻さなくちゃいけない中で、
法律のことや金銭的な問題には
必ず直面しますからね。

そういった意味でいうと、
この記事の中でのアメリカ的というのは、
より具体的で現実的なことを
指すのかも知れません。

ところが、もし日本で、
この記事と同様の行動を取っていると、
(法律事務所がテントで営業してた話)

たとえ本当に被災者のことを思っての
行動だったとしても、すぐに周囲から、
『人の不幸に付け入るのか!?』
なんて言われるんじゃないかと・・

でも、そのせいで本当に今必要な行動を
遠慮させるムードが強すぎてしまうと・・

逆に今度は災害に乗じて、
被災者に付け入ろうとする人たちに、
活動の場を与えてしまうかも知れないので、

結局のところは、
法律やお金にまつわる正しい情報と
普段から触れることができる場所や
機会が必要なんでしょうね〜

関谷はやと

 
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