まもなく自動車税が・・　

From：関谷はやと

いつもこのメルマガを
読んでくれているあなたが、
もしマイカーを持っているなら、

車の買い替えを検討する時期として、
年度末となるこの３月に思いついた。
なんて経験もあるんじゃないかと・・

その理由の一つが、
新年度の初日にあたる４月１日の時点で、
その車に乗っている人に対して、新年度分の
『自動車税』の納税義務が発生するからです。

また自動車税というのは、
車の種類や大きさ、エンジンの排気量に応じて、
納税額が細かく設定されていて、

例えば、エンジンの排気量が
１０００以上〜１５００ｃｃ未満なら
年税額が３万４５００円、
１５００以上〜２０００ｃｃ未満だと、
３万９５００円という具合です。

ちなみに、この税額の設定は、
社会情勢によって時々変わることがあって、
現在の設定になるまでには、

車幅が１．７ｍ
エンジン排気量２０００ｃｃを境に
小型車（５ナンバー）と
普通車（３ナンバー）とに
分類されていますが、
３ナンバー車の場合はそれだけで、
税額が高く設定されていたり、

エンジン排気量に対する税額の設定が
今ほど小刻みじゃなかったりと・・
色々あったんですよ。

そして自動車メーカーも、
この自動車税の設定額によって、
ラインアップを決めている節があって、

例えば、
１９９０年代に差し掛かるあたりで、
先ほどお話しした車の車幅が、
税額の設定から廃止された際には、

エンジン排気量は２０００ｃｃ未満と
小型車枠にありながら、
車幅は１．７ｍ以上となる、
３ナンバー車が新たに設定されたことで、

それまでの３ナンバー車のように、
高額な自動車税が設定された車、
という認識を変えるきっかけになりました。

また、同じ3ナンバー関連で、
エンジン排気量が大きくなるにつれて、
税額も高くなっているんですけど、

当時の社会情勢に合わせて、
税額の上昇カーブ率を抑えるというか、
排気量のランク分が
小刻みに設定し直されたことで、
車のエンジンに２５００ｃｃという、
新たな排気量のモデルが登場しました。

そういった観点で見ると、
車の設定が変更される際には、
性能を上げるためにエンジンを大きくするとか、
より安定感を増すために車幅を大きくする、
といった市場性だけじゃないことが分かります。

関谷はやと

 
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