EVの充電器を増やしたいけど・・ 

From:関谷はやと


車業界向けの日刊紙に、
EVにとって不可欠な充電施設の
現状について書かれた記事がありました。

それによると、
いま日本国では『EVへの充電料金』が
大きな課題となっているそうで、

理由はEVの高出力化と、
航続距離の長距離化によって、
EVに搭載されるバッテリーが
大容量化したこともあり、

高速道路のSA(サービスエリア)や、
公共施設、ショッピングセンターなどに
設置された充電器(急速充電器)が、
従来のものでは
能力不足になるといわれています。

ところが、
充電器を更新、新設しようとしても、
100kwhクラスの充電器が、
1基で2000万円ものコストになるため、

設置場所によっては
充電器の投資コストが回収できない!
という事態が想定されているからなんですね〜

ちなみに、
100kwh(キロワット時)の電力って、
果たしてどの程度なのか?調べてみると・・

一人暮らし世帯で1ヶ月に使用する電気が、
平均すると185kwhだそうで、
四人暮らしの一戸建て住宅の世帯だと、
平均で430kwhになるそうです。

そう考えると100kwhクラスの電力を
わずか2〜30分の間で
急速充電できてしまうEVって、
かなり大容量の電力を
必要としていることが分かります。

逆に、それだけ大容量の電力を
短時間でEVに充電するには、
それなりの性能が必要だということなので、
充電設備が高額になるのもうなずけますよね。

と、ここまでお話しして思い出したのが・・

こうした公共の充電インフラを
普及させるために、実は日本政府自身も、
2035年には現在の約3万基から、
5倍となる15万基にまで増やす!
と言ってたはずなので、

それなら、
EVを購入する人に補助金を出して、
EVを普及させようとするよりも、

まず充電器を設置する方に予算を投入して、
充電施設の数自体を増やした方が、
結果的には早くEVが普及するんじゃないかと・・
そう思いませんか?

まあ僕が思い付くくらいなので、
きっと担当省庁の方々も分かっているはずです。

でも、そうなっていないということは、
以前トヨタの社長が
記者会見の席上でコメントしてたように、

今の状況でそんなにEVを増やしたら、
肝心な電気が足りなくなるけど、
それは一体どう解決するんだ!?

という現実的な問題が背景にあるので、

今後、どのくらいのペースで
充電施設の数が増えていくのかは、
電力の需要と供給のバランスしだい、
ということになるんでしょうね〜

関谷はやと

 
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