自動車メーカーが電力会社になる!? 

From:関谷はやと

 

EVは床下に大容量の電池を搭載
しています(アウディeトロン)

地球温暖化の原因とされる
CO2の排出量を削減するため、
『脱炭素』とか
『カーボンニュートラル』という
スローガンのもと、
世界中の自動車メーカーが、
従来のエンジン車から排気ガスの出ない
EVにシフトしようとしています。

ところが、
世の中にEVばかりが増えても、
肝心な充電設備が整っていなければ、
充電する場所を探し求めてさまよう
『充電難民』になってしまいますよね・・

そこで政府は、全国各地に
EV向けの急速充電器を2030年までに
3万基設置する目標を掲げていて、

それに呼応する形で、
自動車メーカー系の販売店(ディーラー)でも
急速充電器を設置する動きが進んでいます。

先日も新聞の経済欄に、
ドイツの高級車メーカー『アウディ』の
日本法人が2年後となる2024年までに

国内のおよそ130店舗すべてに
150kwクラスの『急速充電器』を
設置すると発表していました。

ただ、
いきなり150kwクラスと聞いても、
ピンと来ない人の方が多いんじゃないかと・・
(実は僕もです。笑)

そこで分かりやすく、
日産のEV『リーフ』を例に挙げると、
標準タイプのバッテリーが40kw
増量タイプが約1.5倍の62kw
となっているので、
150kwの急速充電器であれば、
2〜30分で満タンに充電できる計算です。

そう考えてみると、
自動車ディーラー(メーカー)が、
EVの急速充電サービスを行う目的は、
自社のEVユーザーに対する利便性を
向上させるのはもちろんですが・・

もっと大きな規模感でいうと、
電気を小売りしている電力会社と
同じビジネスをやろうとしてるんじゃないか?
とも取れます。

というのも、
最初にお話ししたアウディの場合だと、
全国130か所のディーラーに
毎日1台のEVが充電のために来店するとして、
年間で約710万kwの電力になります。
(130か所×150kw×365日)

すると、
充電したユーザーが支払う電気代と
電力会社から購入する電気代との差額を
『固定買い取り制度』並みの
1kwあたり10円とすれば・・
1店舗で1日あたり、たった1台の充電で、
年間7100万円の収益となります。

もしこれが1日あたり平均して
5台、10台の充電となれば・・
しかも急速充電器の数を
1店舗に1台だけじゃなく、
3台、4台と台数が増えれば・・?
こりゃあ相当な額の売電収入になりますね〜(驚)

関谷はやと

 
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