もう一つのトラブル
先日のメルマガでは、
タイヤのパンクにより走行できなくなった、
というトラブルでロードサービス出動した際に、
最近の車は、
車重を軽くするのと使用頻度の兼ね合いから、
『スペアタイヤ』を搭載しなくなり、
その代わりとして、
空気に触れると固まる液剤と
電動のエアコンプレッサーを使って、
パンクした穴をふさぐことができるようにした、
『パンク補修キット』が搭載されている、
という話題から、
ただ、一口にパンクといっても、
タイヤの接地面ばかりじゃなく、
何かにぶつけてタイヤの側面が破損する、
というケースもあるので、
安心感という点では
スペアタイヤに勝るものは無いなあと、
改めて感じさせられたお話しでした。
そこで今回はタイヤのパンクと並んで、
もう一つのよくあるトラブルとして
『バッテリー』を取あげてみたいと思います。
ちなみにエンジン車には、
車に搭載されているすべての電装品や
電動部品を作動させるために、
バッテリー(電池)が搭載されています。
ところが電池って、
中の電気を使い切ってしまえば
電池を交換するか、
充電できるタイプの電池であれば
コンセントにつないで
充電しなくちゃいけませんよね。
実は車のバッテリーも同じで充電が必要なため、
エンジンの動力を使った発電機(オルタネーター)
という装置によって充電しているんですね〜
またその際、
バッテリーは内部の物質の反応により、
電気を溜める構造になっているので、
バッテリーに充電されるよりも、
使う電気の方が多ければ充電不足となったり、
今みたいに外気温が低い冬場だと、
内部物質の反応が活発じゃなくなるんですね。
そのため、
使用年数の経ったバッテリーの場合、
せっかく発電機が頑張って充電してるのに、
肝心なバッテリーの方が、
『電気を溜められないよ〜泣』
という状態になることがあります。
この状態が積み重なると、
エンジンを掛けようとしても
ある日突然始動しなくなる・・
というトラブルに発展するので、
車と同様、
バッテリーにも定期的な点検や
点検の結果、もし劣化していれば
新しいバッテリーに交換する必要があります。
冬場にバッテリーのトラブルが多いのは、
こういった理由からです。
関谷はやと
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