炭(カーボン)の話 

From:関谷はやと


コロナウィルスの影響によって
休日をアウトドア志向で過ごす人が増え、
キャンピングカーやキャンプ用品など、
レジャー関連の売り上げが伸びているようです。

また、
キャンプといえばBBQ(バーベキュー)を
最も楽しみの一つに考えている人も
多いんじゃないかと思いますが・・

ただ、バーベキューに使った後の『炭』を、
指定された場所や方法で処分せず、
その場に捨てて帰る人がいて、
いま問題になっているそうです・・

というのも炭って、
完全に燃やして灰にすれば別ですけど、
燃え残った炭は自然界では分解しにくく、
おまけに火災の原因にもなるため、

しっかり火を消して持ち帰るのが、
キャンプの基本といわれています。

ところで『炭』つながりでいうと、
実は車のタイヤにもゴムの強度を持たせるため、
原材料の一部に炭の成分が使われていて、
『カーボンブラック』と呼ばれています。

ちなみにバーベキュー用の炭も
タイヤのカーボンブラックも

元は同じ『炭』で(正確には炭素:C)、
さらにいうと、自然界にある物質の中で、
最も硬度が高いとされるダイヤモンドも
『炭(炭素)』なんですね〜

タイヤの話に戻します・・

実はつい先日、
日本のタイヤメーカー『ブリヂストン』と、
フランスのタイヤメーカー『ミシュラン』が、

使用済みタイヤから取り出す
カーボンブラックの再生事業で
提携するというニュースがありました。

というのも、
これまで使用済みタイヤは、
鉄鋼やセメントメーカー向けの
高炉の燃料として燃やされていましたが・・

やはり『脱炭素』ということで、
燃やすだけじゃなく再生していこう、
という方針になったんですね〜

ところが、
どんな製品もそうなんですけど、
新たに作るよりも『再生』する方が、
コストが高くつくため、
たとえブリヂストンやミシュランのような
巨大タイヤメーカーでも
1社だけでやるとなると中々大変です。

おまけに、一方のタイヤメーカーが
コストをかけて再生に取り組んでいる間に、
もう一方は何もしない・・

当然何もしないという事は、
その分コストをかけていないので、
同じ販売価格ならば、
何もしないメーカーの方が収益を挙げていた、
なんて事態になると、

タイヤ産業そのものが
不健全になってしまうので、
そういった理由からも巨大メーカー同士が
提携したという側面もあると思います。

そう考えると、
この先『再生』という分野については、
タイヤメーカーに限らず、
様々な産業で巨大メーカー同士の
提携が進んでいくでしょう。

関谷はやと

 
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