同じスポーツカーでもブランドによって・・ 

From:関谷はやと

 

追加販売となったホンダS660

ホンダが来年3月をもって
製造・販売終了することを発表している
2シーターの軽オープンスポーツカーの
『S660』というモデルがあるんですけど、

車関連のニュースによると、
今回の生産終了の発表を聞いたユーザーが
ホンダの予想を上回って注文に殺到したため、
あっという間に完売となったものの、

注文受付終了後も
問い合わせが相次いだため、つい先日
650台を追加生産することにしたそうです。

ここ1〜2年の間で自社のラインナップを
電動化へと舵を切ったホンダにとっては、
世界モデルの2シーターHVスポーツカー
『NSX』と並んで、

エンジンを主体にした
スポーツカーの生産が終了するため、

それを惜しんだ多くのファンによって、
(一部転売目的の人たちもいますが)
今回の追加生産となったんでしょうね〜

ところが、、

聞くところによると、特にS660の方は、
軽自動車の規格で作られたモデルなので、

当然ながら販売先は日本だけとなるため、
開発や生産コストを回収するのに、
ギリギリまで抑えたレベルの価格設定で
車を作っていたそうです・・

それなら販売価格を、
もっと高くすればいいでしょ!?
と思いたくなりますが、、

でも、そうすると今度は、
高すぎて売れない・・となる訳で、
そう考えると現在の販売価格が、
(上級グレード車で約230万円)
やはり妥当なのかも。

一方、別のニュースでは、
イタリアの高級スポーツカーメーカー
『フェラーリ』が、
今年1〜9月期の決算を発表したところ、

なんと売り上げは前年の30%増となる、
31億ユーロ(約4110億円)

純利益も前年と比べ約1.8倍の
6億2千万ユーロ(約820億円)
となったそうです・・

フェラーリ296GTB

まあ、どちらもスポーツカーとはいえ、
成り立ちや事業規模の違う
ホンダとフェラーリを
同じ判断基準で比べるのも、

たしかにどうかとは思いますが・・

ただ、両者の間で大きく異なっている点は、
ユーザー層の違いによって、ホンダの場合は、
販売価格を高く設定し過ぎると
売れなくなるのに対して、

フェラーリの場合は、
性能や希少性を高めながら、
ある程度の高価格帯を維持していかないと、
逆に売れなくなってしまいます・・

これがブランド自体の良し悪しとか、
価格が高い低いという観点からだけでは、
判断することができない
『ブランドの特徴』なんだと思います。

そういった視点で、
ホンダがエンジン車のスポーツカーを
生産終了したことと、
フェラーリが好業績を挙げたことを見ていくと、

フェラーリというブランドに代表される
高級スポーツカー、高級車を求める
富裕者層の厚みは世界全体で増していて、

一方で、ごく一般的なユーザー層は、
スポーツカーにはあまり目を向けず、
より実用的なブランドを選択するという、
二極分化が進んでいるのかも知れませんね。

関谷はやと

 
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