『車名』に込められた法則
世界中で何百、
あるいは何千種類とある車には、
トヨタ・カローラとか
ニッサン・リーフのような
1車種ごとに『名前(車名)』が
付けられていますよね。
もちろん、
有名なモデルになれば、
たとえ国によって言語が異なっていても、
車名を聞いただけで、
どんな車なのかイメージできるので、
その点からも、
国際的な製品ともいえる自動車には、
世界中の人々に通用するような
ある種の共通性が必要なんだと思います。
ところで、今から30年ほど前、
僕がメカニックになるための勉強を始めた頃
実は日本車やアメリカ車と、
ヨーロッパ車とでは車名の付け方に、
傾向があることに気づいたんですね。
具体例を挙げると、
ドイツのベンツやBMWでは、
車格やボディー形状を表現するのに、
『ベンツC200』とか
『BMW320i(アイ)』という具合に、
アルファベットと数字を組み合わせただけの
シンプルな車名となっています。
ただ、シンプルとはいえ、
車名にはちゃんとした意味があって、
ベンツC200の場合、
アルファベットの『C』はコンパクトを表し、
(車種によってはクーペを表しています)
数字の200はエンジンの排気量を表していて、
2000ccだと分かるようになっています。
またBMW320iの方は、
数字の『3』がシリーズを表していて、
ベンツでいう『C』に相当します。
その後の『20』もベンツ同様、
エンジンの排気量を表していて、
20で2000ccだと
分かるようになっています。
そして最後の『i(アイ)』は、
『インジェクション』という意味で、
エンジンへにガソリンを供給する方法が、
『燃料噴射式』となっています。
それに対しアメリカ車は、
最初に挙げた日本車と同様、
『フォード・エクスプローラー』とか、
(エクスプローラー:探検家)
GM(ゼネラル・モーターズ社)の
『シボレー・コルベット』という風に、
名詞や造語が付けられているんですね〜
ちなみに、
『シボレー』は車の開発者の名前で、
『コルベット』は小型艦船の名称です。
とはいえ、ヨーロッパ車の中にも
イタリアのランボルギーニ・カウンタックとか、
(カウンタック:衝撃的な、という意味の造語)
アメリカ車でも『テスラ・モデルS』という風に、
さっきお話しした傾向とは違う車名もあるので、
ひとくくりには行きませんが・・
その車名からメーカーの気質というか、
地域性とか民族性みたいなものまで、、
感じ取ることができるという点においては、
車名には、
単に車種を識別するだけじゃない、
重要な役割を持っていることが分かります。
関谷はやと
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