WLTP 

From:関谷はやと


ここ数年の間で自動車は、
エンジンとガソリンの組み合わせだけじゃなく、
モーターや電気も加わって、
様々な動力や燃料(電源)が
組み合わされるようになりました。

その中で、
『PHV』と呼ばれるタイプは、
(プラグイン・ハイブリッド車)
通常のハイブリッド車(HV)よりも、
電気自動車(EV)として
走行可能な距離を伸ばすため、

車に搭載するバッテリーの容量を大きくし、
さらに外部からも充電できるよう、
コンセントの接続口を設けた車です。

これによって発進時や市街地といった、
限定的な場面で、しかもほんの短時間、
短距離でしかEVモードでの走行が
できなかったHVと比較して、

EVモードのみで数十キロ、
車種によったら100km以上
走行できるようになりました。

まあ、こうして1回の給油、充電で
走行できる距離が伸びていくのは、
ユーザーにとっても、
ありがたいことなんですけど・・

ただ、、
実際に車を購入するとなると、、
購入予算など、
今お話しした燃費以外にも、
色んな条件がある訳で、

例えばPHVには、
ガソリン代や電気代が抑えられる、
といったメリットはあるかも知れませんが、
その分、車両価格も高くなります。

だったら、
多少ガソリン代が余計に掛かっても
PHVと比べて、車両価格が安く
燃費の良いエンジン車(あるいはHV)
でいいじゃないか・・
なんて考え方も当然あって、

結局のところ、
どれが一番良いのか?というのは、
見方、考え方で答えが変わるんですよね。

そうなると、やはり、
エンジン車、HV、PHVやEVを
統一した基準みたいなものが必要だと・・

そこで、今ヨーロッパを中心に、
これら様々なタイプの動力、電源の車を
統一した燃費基準で示そうじゃないか!?
という動きになっています。

それが『WLTP』と呼ばれる
燃費を算出する試験方法で、

W:ワールドワイド・ハーモナイズド
(国際的な協調・調和)
L:ライト・ビークル(小型乗用車)
T:テスト(燃費試験)
P:プロシージャ(一つにまとめたもの)
の頭文字から来ています。

まあ、テスト方法について話し始めると
細かくなり過ぎてしまうので省きますが・・

ただ僕が、
WLTPについて調べてみた印象では、
元々ヨーロッパで提唱された試験方法なので、
当然ながら、ヨーロッパ車に有利な数字が
出るようになってるなあ、という感じでした。

これって、
別に卑屈になってる訳じゃありませんが、
先日まで行われていた
オリンピック、パラリンピックのような、

スポーツの国際大会で行われる
ルール変更が、一方的だと感じるのと、
何だか似てる気がしましたよ。

関谷はやと

 
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