パラリンピック選手の活躍を支える道具の進化 

From:関谷はやと

9月5日 日曜日
いつもあなたに読んでもらっている
このメルマガを書いているちょうど今日は、
東京パラリンピックの最終日となっています。

大会を振り返ってみると、、
日本代表選手の人たちの活躍ぶりが
際立っていたのはもちろんですけど、

何より、自国開催ということもあって、
競技の様子を、普段以上に
じっくりと観られる環境にあったことも
大きな効果だったんじゃないかと思います。

そんなこともあって今回は、僕も
試合開始から終了まで観た競技がかなりあり、

中でも印象的だったのは、
車いすを使ったテニスやバドミントン、
バスケットボールや陸上競技など・・

きっと僕の商売柄なんでしょう、、
どうしても、タイヤの付いた乗り物には、
目が行ってしまうんですよね〜(笑)

でも、そのおかげで、
種目ごとに異なっている競技用車いすの特徴を
かなり掴むことが出来ましたよ。

特に印象的だったのは、
昨夜の試合で見事金メダルとなった、
車いすテニスの国枝慎吾選手の試合で、

国枝選手が乗っていた車いすを見てみると・・

テニスと同じように
小回りや瞬発力を必要とする
バスケットやラグビー用のものとは異なって、

上半身を支えるための『背もたれ』がなく、
そのためテニスの選手は自分の体幹を使って、
車いすを操縦していたんですね

たしかにテニスって、
サーブを打つときにボールを高く上げて、
身体をのけ反らせる体勢になるので、

背もたれの無い方が、
より身体を反らすことができる、
というのは分かります・・

ところが、、それって、
サーブを打つ時だけのことで、
それ以外のほとんどの時間は、
上半身を支える背もたれがある方が、
圧倒的に身体が安定するはずなんですよね。

同じ球技なのに、
何でこんな違いが生まれたのでしょうか?

それを考える前に、、
『背もたれ』があるのと無いのとでは、
どれほどの差があるのか例を挙げてみると、、

自動車を運転している時と、
バイクや自転車に乗るのと同じくらいの違い、
といえば何となく伝わりますかね・・?

つまり、同じ車いすでも、
背もたがあるのと無いのとでは、、
その安定性に自動車とバイク・自転車ほどの
違いがあるということです・・

そして、テニス競技の車いすに、
背もたれが付いていないもう一つの理由は、
常にラケットを手にしていることです。

というのも、
バスケットやラグビーなら、
ボールを持っている時だけは
片手の操縦になりますが、
それ以外は両手で車いすの操縦が出来ます。

ところが、
常にラケットを握っているテニスの場合、
動きによっては片手操作だけじゃ間に合わない、
というケースが発生するため、

それを補うために
より体幹を使う必要があったんですね〜

以前にもこのメルマガでお話ししましたが、
今回のパラリンピックでは
車いすをはじめとする道具の進化も
大きな見どころだったんじゃないかと思います。

関谷はやと

 
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