新しいトレードマーク 

From:関谷はやと

先日、マツダから
新しい商標(トレードマーク)を
特許庁に出願していた、
という発表がありました。

マツダの新しい商標

そこで、
今回のメルマガでは、
このトレードマークに、果たして
どんな意味が込められているのか?

についてお話ししたいと思います。

ところで、マツダと聞けば、
『もちろんロータリーエンジンでしょ!?』

もし、そうイメージされていたなら、
車の歴史に詳しい人だと思います。

ロータリーエンジンの断面図
中央にチラっと見える、
おむすび型の部品が特徴です。

というのも、
実際、量産車に搭載し、
普及レベルと呼べるまでの販売台数を
実現できたのはマツダだけですし、

このメルマガでも話題に出てくる、
あのル・マン24時間耐久レースでも
ロータリーエンジンを搭載したマシンで
優勝したことがあるのはマツダだけ・・

そんなロータリーエンジンですが、

メリットは、ロータリーエンジンの構造上、
一般的なエンジンと同じ排気量であれば、
実質1.5倍もの出力が得られるため、

逆に同じ出力で構わないのなら、
一般的なエンジンよりもコンパクトにできる
というメリットがあります。

ただ、デメリットもあって・・
構造上、燃焼室の気密性が
低くなってしまうため、

排気ガス中に含まれる
有害物質濃度が高くなったり、
低回転時の出力が不足するため、

結果として、
燃費が悪くなってしまうことです。

さらに歴史をさかのぼってみると・・
ロータリーエンジンって実は、

マツダが開発したものではなく、
元々は今から70年前にドイツで開発され、
特許が申請されていたエンジンだったんです。

しかし、
さっきもお話ししたように、

理論的なメリットは分かったものの、
実際に起きるデメリットを解消する技術が、
当時はまだ確立されてなく・・

『こりゃあ、とんでもない代物だ!?』

そう言ったかどうかは分かりませんが(笑)

とにかく、その後は、
量産車に搭載できるレベルまでには至らず、
放置状態だった特許技術を、

当時、新しい技術を導入した車を
何としても作りたかったマツダと、
特許取得に要した費用を何とか回収したい
ドイツ側との考えが一致したことで、

マツダはロータリーエンジンの実用化に
チャレンジすることとなったんですね〜

ただその後は、
ハイブリッドカーをはじめとする
燃費性能に優れた車への需要とともに、、
燃費性能の劣る車への風当たりが強くなり・・

それと歩調を合わせるかのように、
ロータリーエンジンを搭載した車は、
姿を消していきました・・

ところがマツダは、
ロータリーエンジン搭載の新車を
販売することは無くなったにもかかわらず、

実は、その後も愚直に
ロータリーエンジンを開発し続け、、
また、すでに販売した車のために、

現在でも、
当時の生産設備を使いながら、
補修用のロータリーエンジンを、
ほぼ手作りに近いやり方で製作し、

ロータリーエンジン車のユーザーに
供給し続けているんですよ!(驚)

(次回に続きます)

関谷はやと

 
***********************

メールマガジン【三栄自動車のメルマガ】

発行責任者:関谷はやと (三栄自動車)

〒790-0054 愛媛県松山市空港通2丁目14番7号
ホームページ:  https://3ei-j.com/
メールアドレス: info@3ei-j.com

メルマガは自動配信がおススメ(無料です!)
希望される方はコチラ↓の登録フォームまで
【三栄自動車のメルマガ】
https://55auto.biz/3ei-jseibi/registp.php?pid=1

***********************

メルマガの配信を解除される方は、
コチラをクリックして下さい。

https://abfll.biz/brd/55s/3ei-jseibi/mail_cancel.php?cd=05rtLFeSX90Bk1

愛媛・松山のレンタカー・車検整備・板金・塗装なら
三栄自動車!
TEL:089-972-1082 受付時間 9:00-19:00
(祝祭日は9:00-17:00/但しサービス工場は休業)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です