いま再び２シーターバン　

From：関谷はやと

 

インターネットの車情報サイトに、
トヨタのコンパクトカー『ヤリス』の
ヨーロッパ仕様車の記事があり、

そこに、
リアシートを取り払って荷室専用にした、
商用タイプの２シーターバンの写真が
掲載されていました。

ちなみにですが、、
『ヤリス』というモデルは元々、
海外で販売されていたコンパクトカーで、
日本では『ヴィッツ』という名前で、
販売されていましたが、

昨年実施された全面改良を機に
日本での名称も『ヤリス』となりました。

ただ日本市場では、他のモデルで
商用タイプを展開していることから、
乗用モデルのみの販売となっています・・

じゃあ何でヨーロッパでは、
ヤリスの商用タイプが売られてるのか・・
ちょっと謎ですよね？

そこで、
ヨーロッパの商用車を調べてみると、
ほとんどが全長が長く、車高の高い
箱型バンタイプの商用車ばかりで、

ヤリスのような
コンパクトカー自体はあるものの
乗用モデルばかりだったんですね。

そこでトヨタは、
コンパクトカーサイズの商用バンに
新型となったヤリスを採用したんですが・・

ただ、それまでヨーロッパで、
そのタイプの商用バンが、
あまり出てなかったということは、
そもそもの需要がないんじゃないか？
なんて思ってしまいますが・・（笑）

にもかかわらず、
わざわざトヨタが作ったということは、
少なからず需要があったからでしょう。

ところで、、
さっきも話しましたが、日本では、
コンパクトカーサイズの商用バンは
他のメーカーでも展開されていなくて、

代わりにビジネスパッケージと称して、
装備を簡素化したモデルがありますが、
さすがにリアシートまでは外していません・・

でも、、かつて日本でも、
コンパクトカーの商用バンが売られてて、
しかも、ヤリス（日本名ヴィッツ）の
前身となった『スターレット』というモデルに
２シーターバンがラインアップされていて・・

実は今から３５年ほど前に、
僕が免許を取って初めて手にしたマイカーが
『トヨタスターレット・２シーターバン』
だったんですよ！（驚）

ただ、その装備は、
ヨーロッパ仕様のヤリス商用モデルみたいに、
ハイブリッド車でもなければ、

パワーステアリングはおろか、
パワーウィンドウもなく、
エアコンすら装着されてませんでした・・

ギヤはもちろん
マニュアル・ミッション（しかも４速）です（笑）

早い話、装備どころか、、
車のボディーにエンジンとミッション
それにシートが２つとハンドルが付いてただけ・・

今だと間違いなく、
熱中症になってるでしょうね。

ただ、それじゃあまりにも寂しいので、
カーオーディオだけは奮発して、
当時の最上級モデルを装着しましたよ。

まあ、オーディオは意地みたいなもんですが、
今となっては懐かしい2シーターバンですね〜

関谷はやと

 
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