もう少しで残念なクルマになる所でした・・ 

From:関谷はやと

銀行と総合商社と
重工業からなる企業グループを
背景に持っている自動車メーカー、
三菱自動車なんですけど・・

この会社の面白いのが、、
というか、特徴的なところは、
先進的な技術を投入する割に、

大抵の場合、そのタイミングが、
世の中の認識よりも早すぎて、
注目されないまま終了してしまう・・
という所があるんですよね。

ただ、その反面、
企業グループ力を使っての
技術的な土台はしっかりしているので、

タイミングがピッタリと合えば、
爆発的なヒットとなることも、
たまにですがあります・・

今でも、
YouTubeなどで見ることができますが、
灼けた砂漠の上を『エリマキトカゲ』が
『熱ッちっちっちぃ〜』となりながら
走っている姿のCMで有名になった、
(というかCMのおかげで有名になった)

『サイクロンエンジン』
と呼ばれる吸気方式を使った
『ミラージュ』というモデルなんかは、
その代表格でしょうね〜(笑)

ところが、、
先進技術の投入タイミングが早すぎて、
不発に終わった残念なクルマは、
その何倍もあってですね・・

例えば、、
軽自動車のEVなんて今になって、
ようやく三菱以外のメーカーが
本格的な販売を目指していますが、

何と三菱は、
2006年には『アイ・ミーブ』
という軽乗用モデルのEVを登場させ、

さらに2011年には、
軽箱バン、軽トラックという
商用車タイプにもEVモデルを
登場させてたんですよ!(驚)

しかし、、
当時はまだ
EVに対する世間の関心も低く、
その反面、車両価格は
エンジン車の約2倍と高額で、しかも
EVは航続距離が短かったこともあり、
ほとんど売れませんでした・・(泣)

そのため三菱は、
ここ1年のうちで全てのモデルを
販売終了すると発表したんですけど・・

ところが、、
以前にもこのメルマガでお話した、
ホンダが軽自動車EVを開発するとか、

運送会社の佐川急便が、
中国製の軽箱バンEVを開発し、
配送車両として導入を発表するなど、

脱炭素という名目のもとに
世間の関心がEVに向かい始め、
各社が急激な電動化を進めた結果、

三菱は、
当初発表していた軽箱バンEVの
販売終了を撤回し、

あと少しのところで販売終了となりかけた
三菱の軽箱バンEVは、
存続することが決まったんですね〜

まあ、見通しが出来てないといえば、
それまでですが・・

こんな方針転換ができるのも、
巨大企業グループの三菱だからこそで、

もしこれが自動車単独のメーカーなら、
やはり難しかったんじゃないかと思います。

関谷はやと

 
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