進む無電柱化 

From:関谷はやと

昨日、国土交通省から、
電柱を無くすための取り組み、
いわゆる『無電柱化』について、

2025年度をめどに
新たに4000キロメートルの路上を
無電柱化していくという
5ヶ年計画が発表されました。

しかし4000キロといえば、
昔ながらの数え方にすると、
ちょうど1千里(せんり)なので、
途方もなく長い距離には違いありません。

ということは、ことわざにもある
『千里の道も一歩から・・』を
地でいく規模になるんでしょうか・・

そういえば、
僕が住んでいる松山でも、

市内中心部を囲む形の幹線道路沿いに
商業施設が立ち並んでいる場所で、
電柱を撤去し、電線を地中に埋める
無電柱化工事をやってるのを見ました・・

また国土交通省からの資料によると、
全国にある電柱って、
減るどころか毎年7万本ものペースで
増えてるそうなので(驚)

地震災害時などに対する、
防災性や安全性のほか、

景観を良くするためにも
無電柱化を進める必要がある、
と書かれてありました。

ところで、
無電柱化の話題になると、
必ず持ち出されるのが、
欧米を中心とする
海外の現状との比較で、

大抵の場合は、
海外の方が無電柱化は進んでいて、
日本は圧倒的に遅れている・・
という話で落ち着きがちですよね。

たしかに、
現状を見ればそうなってますが、
でもそれだけで日本が遅れている、
と決めてしまうのもどうかと思います・・

というのも日本って、
古くから木造建築が中心で、
電気が普及し始めた頃の道路も
土を踏み固めて作られた道路でした。

おまけに、
国土の約3分の2が森林という、

山間部が多い地域に電線を敷くのなら、
道路に穴をあけて電柱を立てるのが
最も早く安くできますよね。

そして欧米では、
日本とは対照的に陸続きで、

道路や建物にも硬い石やレンガを
多用していることを考えたら、

最初から電線を地中に埋めておく方が
後から電柱を立てるよりも合理的です。

そう考えると日本の場合は、

地理的な理由もありますが、
景観を重視するよりも、

まず全国の津々浦々にまで
電気が行き渡ることを優先したため、、
結果的に電柱が増えてしまった・・

その代わり、
電気の普及率でいえば、
日本は100%と世界一なので、

今になって、
ようやく無電柱化に取りかかる
余裕ができたと思えば、

これからでいいじゃないかと・・

ただ、
せっかく地中に電線を埋めるのなら、
走行中にEVへの給電が
できるような設備をしてくれれば、

車の電動化が一気に進むなのになあと、

まったく個人的な期待ですが・・

関谷はやと

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