データで見る車種のブーム 

From:関谷はやと

車業界向けの日刊紙に、
2003年〜2020年までの
乗用車の販売台数ランキング、
上位30車種にまつわる、
興味深いデータがあったので
あなたにお話ししたいと思います。

その前に、
ここ2〜3年の間の傾向として
よく聞くのが、
『軽自動車の割合が増えた』
という話です・・

実際、地方都市に住んでいる人なら、
たしかに、この最近は
軽自動車が目に付くようになったよなあ、
と感覚的にも分かるんじゃないかと・・

ところが、、
最初にお話ししたデータで見てみると、
2020年の実績で上位10車種のうち、
4車種が軽自動車だったんですが、

実は2003年には、すでに半数となる
5車種がランクインしてたんですね〜

さらに軽自動車の割合を台数で見ても、
上位10車種合計124万台のうち、
軽自動車が約57万台なのに対し、

2003年は、
10車種合計161万台のうち
約81万台が軽自動車だったんです。

ということは、
『軽自動車の割合が増えた』
というのは、ここ数年の傾向じゃなく、
実は20年近く前から、
すでに起きていた現象で、

これは、中間のデータを見ても、
(2004年〜2019年)
ほとんど同じ傾向となっています(驚)

それなのに、なぜ僕たちは、
軽自動車の割合が増えたのを、
最近のこととして
認識しているんでしょうか?

ここまでお話しすると、
もう気付いた人がいるかも知れませんが・・

実はその途中に、
それまで着実に台数を重ねてきた
『軽自動車の割合が・・』という話を
きれいさっぱり忘れさせるくらいの
大きな現象が起きてたんですよ。

それが2009年に登場した
トヨタの新型プリウスがきっかけで、
それと同時に始まった、
一定の燃費基準を満たす車には
政府から補助金を受け取ることができる

通称『エコカー補助金』が
スタートしたこともあって、
燃費の良いハイブリッドカー(HV)や、
コンパクトカーへの関心が高まったんですね。

その結果、
エコカー・ブームとか
コンパクトカー・ブーム
と呼ばれる時代が10年ほど続き、
(2017〜19年頃まで)

それが落ち着くと再び軽自動車に
目が行くようになっただけなので、

軽自動車自体は、
ここ数年じゃなく、実はずっと以前から、
一定の割合で売れ続けていたんです。

となると、
軽自動車以外の車種が伸び悩んだ、
というのが
実際のところなんでしょうね〜

それを裏付けるかのように、
上位30車種全体で見ると、

2003年には、
軽自動車が8車種しか
ランクインしていないのに対して、

昨年(2020年)は、
なんと13車種もランクインしています。

関谷はやと

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