トヨタが水素エンジンを作った訳は 

From:関谷はやと

インターネットで、
モータースポーツのサイトを見ていると、

トヨタが静岡県にあるサーキット
富士スピードウェイで、
来月開催予定の24時間耐久レースに、

水素を燃料とする車(カローラ・スポーツ)で
参戦するというニュースがありました。

ところで、
トヨタの車で水素を燃料とする車といえば、

テレビCMでも『青い方のトヨタ』という、
キャッチフレーズで登場している
『MIRAI(ミライ)』がありますよね。

で、そのミライという車は、
電気自動車(EV)でありながら、
他のEVのように外部コセントから
電池への充電を必要とせず、

その代わり、
燃料タンクに蓄えた水素を、
空気中の酸素と化学反応させることで、

電気(と同時に水も)を発生させ、
電池に蓄えるシステムとなっていることから、

燃料電池車、
フューエル・セル・ビークル(FCV)
と呼ばれています。

ただ、、
今回24時間耐久レースに参戦する車は、
燃料に水素を使うところはミライと同じでも、

燃料電池車のように電気を発生させて、
EVのモーターを作動させるんじゃなく、

水素燃料をガソリンの代わりにして
エンジン車を走らせるんだそうです(驚)

なのでガソリン車と同様に、
エンジン内部で水素を爆発させることによって、
動力を得る仕組みになっています。

ちなみに、
ガソリンを燃料にした場合と何が違うのか?
というと、石油が原料のガソリンには、
『炭素(元素記号C)』が含まれているため、

エンジン内部で燃焼(爆発)する際に、
二酸化炭素(CO2)が発生します。

ところが、
水素燃料には炭素が含まれてないので、

同じようにエンジンで燃焼させても、
もともと空気中に含まれている
CO2以外は排出されません。

しかも、
従来からあるガソリン車用のエンジンに
手を加えるだけで走れるようになる訳ですから、

燃料電池車を作るのと比べたら、
手間と費用の面でもメリットがあります。

ところで、
実は過去にもドイツのBMWが、

トヨタと同じ発想で、
これと同様の水素燃料エンジンを
開発していた時期がありましたが・・

残念ながら実用化には至りませんでした。

というのも、

当時はミライのように、
高い圧力で圧縮された
水素の貯蔵を可能とする
耐久性のある水素タンクが作れなかったので、
満足な航続距離が得られなかったんです・・

それが今では
『容器(水素タンク)』の進化によって、
水素の可能性が一気に広がりました。

トヨタは、その可能性を検証するために、
耐久レースという場を選んだんですね〜

関谷はやと

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