空気を入れずに済むタイヤ　

From：関谷はやと

このメルマガで何日か前に、
『定期的なタイヤの空気圧チェック』
が大切なことをお話ししました。

その中で『空気の自然もれ』といって、
タイヤ内部の空気が時間の経過とともに
素材であるゴムを通り抜けて、
勝手に（自然に）抜けてしまうので、

一度空気を入れておけば、
パンクでもしない限り、
あとは何もしなくていい・・という訳じゃなく、

燃費や乗り心地のほか、
タイヤの安全性などを考えると、
やはり定期的な空気圧チェックが必要ですよ、
というお話しでした。

きっと、
いつもこのメルマガを読んでくれている
あなたなら分かってもらえてるはず、
だと思います。

ところが、いくら頭では分かってても、
いざ実行するとなると、やはり、
面倒だな〜と感じてしまう部分も
少なからずあるんじゃないかと・・

というのも、
タイヤの空気圧をチェックするといっても、

以前のように、
ガソリンスタンドでの給油ついでに
空気圧をチェックしてもらおうと思っても、

今どきはセルフ給油タイプのお店が
増えたことで、そのためだけに
店員さんに声掛けしなくちゃなりませんし・・

まあ、何でも面倒くさがってちゃ
いけないんですけど・・それでも
気軽じゃなくなったのは間違いありません。

実はそういった背景もあって、
タイヤメーカーでは数年前から
『エアレスタイヤ』と呼ばれる
空気を入れなくても良いタイヤを
開発していたんですね。

そして、この最近になって
色んなタイヤメーカーから、
エアレスタイヤの『量産化』が
発表されるようになりました。

ちなみにエアレスタイヤが、
どんな形状になってるかというと・・

従来のタイヤ側面にあたる部分を、
樹脂製の羽根状にすることで、
（真横から見ると向こうが透けて見えます）
車の重量を支えたり、
路面から受ける衝撃を
吸収できるようになっています。

ただ現時点では法規的な面もあって、
一般道路を走行することはできないので、

当面はゴルフカートや構内車両といった、
私有地内での使用に限られますが、

この先、安全性や耐衝撃性といった、
タイヤそのものの性能が確立されていけば、
従来タイプの空気入りのタイヤと同様
実用化されていくと思います。

関谷はやと

　
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