(その姿に)勇気づけられました! 

From:関谷はやと

きのう千秋楽を迎えた大相撲春場所で、
関脇の『照ノ富士関』が、
大関の貴景勝関を破り、
12勝3敗という成績で優勝しました。

この優勝を受けて照ノ富士関は、
一度は離れた大関に
再び昇進となることが決まったそうです。

ところで、、
相撲の世界では力士の実力別に、
横綱とか大関、関脇といった
『番付』と呼ばれる序列があるんですが、

今場所優勝した照ノ富士関って、
実は3年以上も前に、
一度大関に昇進してたものの、
その後はケガや病気による不調のため、

ついに2年ほど前には、
番付最下級の一歩手前となる、
『序二段』まで落としてしまってたんです。

ちなみに、
番付最下級にあたるのが
『序の口』と呼ばれ、

様々な分野や場面で、
初心者の人や実力の伴ってないことを
『まだ序の口・・』なんて表現しますが、
元々は相撲の番付から用いられたものです。

さらに、
大関から序二段まで番付を落とした後、
そこから再び大関昇進を決めたのは、
大相撲史上初の出来事だそうです。

大相撲って、
体重100キロを超える力士たちが、
正面からぶつかり合う競技なので、

身体の酷使ぶりをみると、
僕ら一般人の日常生活では、
決して体験することの無い激しさです。

その衝撃を例えるなら、交通事故で、
思いっきり身体をぶつけてしまったような
衝撃か、それ以上だと・・

しかも、実力勝負という点においては、
力をつけた力士が下位の番付から
次から次へと、はい上がって来るので、

ケガや病気で番付を落としてしまうと、
並大抵のことじゃ、
番付上位に上がることができず、
引退していく力士が多いんですよね。

そんな状況の中、
ケガや病気と立ち向かいながら、
2年以上も
相撲を取り続けてきたんですから、

その間、実力だけじゃなく
精神的な面でも相当な強さを
身に着けて来たんでしょうね〜

スポーツニュースのコメントでも
照ノ富士関は、

『1日1日必死に、
前向きでやってきた結果が
現れる日がくると思って信じてやってきた』

僕自身のビジネスに当てはめてみると、
コロナウィルスの影響を受けて、
先行きの見通しが立ちにくい状況に
不安や焦る気持ちも、
少なからずありますが・・

照ノ富士関の姿を見ていて
勇気づけられた気がします!

関谷はやと

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