『三方一両損』 

From:関谷はやと

けんかの仲裁に使われる

『三方一両損(さんぽいいちりょうぞん)』

という方法、時代劇ファンの方には、たぶん

聞き覚えがあるんじゃないかと思いますが・・

これ一説によると『大岡裁き』で有名な、

あの大岡越前による仲裁時のエピソードで、

江戸時代、道で三両ものお金を拾った町人が、

落とし主に返そうとしたところ、落とし主は、

自分が落とした三両とはいえ、

もう無いものとあきらめたのだから、、

という江戸っ子気質を全面に出し、

『その三両はすでに自分のお金じゃない』

と受け取りを拒んだことから、

返す・受け取らないという事で争いとなり、

大岡裁きを受けることに・・

そこで大岡越前は、

では自分(大岡越前)が一両出し、

その三両と足して四両にするから、

それを折半してはどうか?

これなら、

本来三両戻ってくるはずだった落とし主は、

一両の損で済み、さらに拾った三両全部が

手に入るはずだった拾い主も一両の損で済み、

そして大岡越前も一両を払って、

仲裁の提案を受け入れてもらえば、

当事者がみんな一両の損で済むじゃないか。

という、きわめて日本的な合理性を

エピソードにした仲裁方法の例えです。

で、今回なぜ『三方一両損』を

話題にしたのかというと・・

実はこの最近話題になっているニュースの1つ、

携帯電話料金について、

携帯電話会社各社と

通信事業を管轄する総務省との間で、

様々な駆け引きが行われていますよね。

まあ『値下げ』を要請している国としては、

『僕たち国民の側に立ってみれば、

もはや生活必需品ともいえる携帯電話を

もっとリーズナブルな価格で

利用できるように値下げするべきだ!』

というスタンスです。

これに対して携帯電話会社も

決して表だっては言いませんが、

本音としては、

『国が電話料金の値段なんかに

いちいち口を挟んでくるなよ・・』

みたいに思ってるのは、

各社の料金体系を見てると何となく伝わります。

というのも、

今回の件をきっかけに、

携帯電話各社が、それぞれ独自の

『値下げプラン』を打ち出しているんですけど・・

『あっ、これで今よりお得なのかな?』と、

一瞬思っても、そのプランに当てはまる条件を

よ〜く読んでみると、

携帯電話とは直接関係のない

(と、僕は個人的に思ってますが・・)

『インターネットとの同時加入に限り』

というような条件が設定してあるんですよね。

まあ分かりやすく例えれば、

テレビショッピングなどでよく使われている、

『2本同時購入で、さらに○○をお付けして〜!』

みたいな『抱き合わせ販売』によく似た

料金体系なんですよね。

なので、シンプルに

『スマートフォンの機能だけで良いんだよ』

みたいな人が価格のことだけを求めると、

結局『格安ブランド』を受け入れるしかなく、

すると今度は、

『通信エリアがちょっと・・』という心配が、

特に僕が住んでいるような地方都市では、

どうしても付いて回るんです・・

これだと『三方一両損』じゃなく、

僕たち利用者だけが割を食う

『一方全損』になってしまうので、

ここは何とか、

大岡裁きに委ねたいところですね〜(笑)

関谷はやと

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