オリジナル・カーを作って
From：関谷はやと
この写真は先日ホンダから発売されたＥＶ
『ホンダｅ』を、プラットフォーム（車台）
部分だけにした状態の写真なんですが・・
ここで、あなたにクイズです！
この状態のままで車が動くと思いますか？
答えは『動きます』です（驚）
ただ、実際に動かすとなると、
肝心なシートが付いてないので、
かなり無理な姿勢で運転しなくちゃいけませんが・・
実はクルマって、
こうしたプラットフォームさえ出来ていれば、
あとはボディー（上物）を載せるだけで
完成してしまうんですね〜
そこで実際にボディーを載せると
こんな状態になりますが、、
トヨタで車を作った経験のある僕は、、
イメージが勝手に先行して、頭の中で
すぐこんな車に改造してしまうクセがあって・・
もし、そういうのが実現すれば、
実走行が可能な1分の1スケールの
実物大模型として、
自分だけのオリジナルデザインの車に
乗ることができるんじゃないか？
なんて想像をしてしまうんですよね〜
もちろん、僕の場合は、
車好きの人たちが考えてるような
純粋な気持ちから出たアイデアじゃなく、、
ビジネスとお金儲けの匂いを
敏感に嗅ぎ付けてのことです！（笑）
ビジネスモデルとしてはこうです。
ハッチバックとかセダン、
２ドアクーペスタイルといった具合に、
まずお客さんが乗ってみたい、
と思っている車のスタイルを決めるため、
あらかじめ、ウェブ上に作っておいた
テンプレート（型）にしたがって、
ボディーのデザインや色を決めていきます。
それが決まれば、
ボディーの製作と同時にプラットフォームを注文し、
完成したボディーをプラットフォームに載せれば、
自分だけのオリジナルＥＶが完成です！
このシステムって、そういや、
セミオーダーのスーツを作る時と一緒ですね・・
ただ一つ気になることがあって・・
先日このメルマガでもお話ししたように、
車そのものが自動運転化する中で、
そういった車と同じ安全性が確保できるのか？
という問題があるんですよね〜
そうなると、やはりプラットフォームに
最初から、その手の安全装置やシステムを
組み込んでおかなきゃいけませんね。
でも、もし、それさえもクリアできたら、
あとはＡＩ（人工知能）を使って、
ボディーのスタイルやサイズや重量と、
安全装置や自動運転のシステムとを
マッチングさせれば・・
本当に自分だけの
オリジナルＥＶに乗ることができる！
（ようになるかも知れません）
関谷はやと
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