斬新だと思ったところが実は・・
From：関谷はやと
日本国内では大勢の人が一堂に会する
『モーターショー』のような見本市・イベントは、
まだまだ実施できませんが・・
ところが、いい悪いは別として、
つい先日（９月２６日から）中国の北京で
世界規模の『北京モーターショー』が、
当初の予定から５ヶ月遅れで開催されました。
もちろん
日本の自動車メーカーからも相次いで
『コンセプトカー』が出展されていますが、
やはり今回も目立っているのは
『車の電動化』で、
いくら僕がエンジン車のサウンドが・・
なんて叫んだところで、
この流れが変わるはずもなく、
その点でいうと、この先はもう電動化が
完全に主流になっていくと言えるでしょう・・
という訳で、
どのメーカーもＥＶに力を入れていて、
中でも今回、特に目立ったのは
タイヤの外径が大きくシート位置の高い、
ＳＵＶタイプのＥＶ（またはＥＶとなる予定）
でした。
さらにその中で、
僕が『カッコええやん！』と思ったのが、
ホンダから出展されている
『ＳＵＶｅ：concept』でした。
（そのまんまのネーミングですね・・笑）
ホンダＳＵＶｅコンセプト
よ〜く見てみると、
大抵のＳＵＶは４枚ドアが主流なのに、
このクルマはスポーツカーと同じ『３ドア』
おまけに、ドアを開け閉めするための
取っ手（ドアハンドル）や
バックミラーも見当たりません！
まあ、あくまでコンセプトカーなので、
そこは良しとして・・
この車のスタイルを見ていると
３ドアのＳＵＶも有りかもな〜なんて、
本気で思ってしまいそうです・・（笑）
ところが、、
この写真をずっと眺めてて気付いたのが、
ホンダって、そういえば２０年ほど前に
同じようなスタイルの車を販売してたはず・・
そう思って調べてみたら・・
見つかりましたよ！
それが『ホンダＨＲ−Ｖ』というモデル。
現在と比べると、
外観デザインで線の使い方などは、
確かに違いますが、
どことなく
今回のコンセプトカーと似た雰囲気が
伝わるんじゃないかと思います。
こういったケースを
僕たちの身近な出来事に
置き換えて考えてみると？
パッと見は斬新だと思っていたことでも、
視点を変えてみたり違ってるだけで、
実はすでに経験済みだった・・
なんてことが、
意外と多いかも知れませんね〜
関谷はやと
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