スライドドアじゃないんですか? 

From:関谷はやと

今から1年ほど前のこと、

東京で開催されたセミナーで知り合った

仙台で中古車販売店をやってる社長さん、

ちなみに年齢は僕より10歳近く下の方です。

ところで、このお店には特徴があって、

三菱のデリカD5(ディーファイブ)という、

ワンボックス型のSUVだけを

オークションや

個人からの買い取りで仕入れて、

それを

室内のカーペットを剥がしたり、

エンジンや足回りのパーツを交換したり、

エアロパーツを装着するなどして、

かなりの手間をかけて

『再生』していくんだそうです。

三菱デリカD5

しかし、この話を聞いた僕が、

一番最初に思ったシンプルな疑問は、

何でこの社長さんは数あるSUVの中から、

市場に出回ってる台数の少ないデリカD5を

わざわざ選んだんでしょうか?

マニア層には受けるかも知れませんが、

ビジネスとして考えると、

出回っている台数が少ないというのは

仕入れひとつとっても大変なんですよね・・

と、そんなことを考えてたら、ちょうど

答えになりそうな記事が見つかりました。

それが(SUVには)

『なぜスライドドアが設定されないのか?』

というテーマの記事でした。

たしかに以前は、

どのメーカーにもスライドドアを採用した

SUVやRVがありました・・

その理由はズバリ、

乗り降りのしやすさからです。

ところが、

いま走ってるSUVの後席ドアは、

前席と同じタイプの車がほとんどで、

スライドドアを採用してる車は、

軽自動車でも普通車でも

ワンボックスタイプの車しかありません。

また最近では、

コンパクトカークラスのサイズで、

タイヤ外径を大きくして床下の空間を

比較的高くとった『コンパクトSUV』

と呼ばれるタイプの車も登場し始めましたが、

ただ、いくら見た目がそれっぽくても

元々のベース車がコンパクトカーなので、

外観はSUVでも居住性は変わらないので、

ワンボックスタイプのように、ある程度

室内高がある車じゃないと

『スライドドア』の設定ができないんですね〜

そんな訳で、

使い勝手の良いスライドドアは、

ワンボックスタイプの車にしか

設定されなくなったんですけど、

逆にワンボックスタイプの車には、

SUVみたいにタイヤの外径を大きくしたり、

車の床面を高くしたモデルがほとんどありません。

ところが、

この視点で車を探してみるとデリカD5だけが、

僕が知る限り、そんな両方のいいとこ取りをした

スタイルになってるんですね〜

ここが人気の1つとも言えそうです。

そう考えると、最初の疑問だった

この社長さんが何でデリカD5を選んだのか?

それはきっと、

他社製のSUVには全く目もくれず、

デリカD5じゃないとダメだ!という、

マニア層の独特なこだわりに

気づいてたからなんでしょうね・・

事実、この社長さんのビジネスは

東北を中心とした全国のユーザーから

支持を受けているそうです。

関谷はやと

 

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