ホンダのＥＶ　

From：関谷はやと

すでにメディアの中では

その姿を現していましたが、

ついにホンダから、

１００％電気だけで走る充電式のＥＶ

『ホンダｅ』が発売されることになりました。

（１０月３０日の予定）

ちなみにホンダという会社、

つい先日、このメルマガでも

あなたにお話ししましたが、

『インディ５００マイル』のような、

超高速レースでも優勝するくらいの

ガチガチなエンジン車を作るかと思えば、

今回発売される『ホンダｅ』のように、

コンパクトにまとまったＥＶまでも

作れてしまうんですね〜

しかもホンダは、

他の自動車メーカーのように、

自社にないモデルや技術を

他社と補完し合うといった

強力なグループ体制を敷くことなく、

１社単独でやってしまうという、

独特の経営スタイルを持った

今どき珍しい自動車メーカーです。

話を『ホンダｅ』に戻します。

まあ、話題のスタイルについては、

インターネットやカタログなどで

見てもらえればと思いますが・・

それよりも、

僕が今回驚いたのは車両価格が、

高級セダン並みに設定されてることでした。

ベーシックなタイプと高級感のある

２つのグレードがあるんですけど、

その価格が、

約４５０万円と５００万円！？

あくまでコンパクトＥＶですよ。

正直いってビビりました・・（笑）

まあ、ホンダには『フィット』という、

コンパクトカーの代表みたいなモデルを

すでに持っているので、

いくら最新の機能を

ふんだんに盛り込んだ新型ＥＶだといっても

今回の『ホンダｅ』とはボディサイズが近いだけに

車両価格までフィットに近づいてしまうと、

『フィットのＥＶ版でしょ！？』と

思われてしまいますからね〜

おまけに、

国内での販売目標が年間１０００台という、

とても控え目なことからも想像して、

ホンダ自身の方向性が、

今まで車を販売してたときのように

『これからはＥＶをガンガン売るぞ〜！』

と考えてるんじゃなく、それよりも

『売れすぎて困る』状態を作らない・・

つまり、少ない販売台数でも

採算が取れるように企業体質を

変えようとしているんじゃないか？

そんな風に思います。

そう考えると、

１社単独でやってるホンダだからこそ、

この強気というか、無謀というか・・とにかく

今までの僕たちの感覚ではあり得ない

価格設定を実現させた、

という経営的な側面も

今後の見どころになると思います。

関谷はやと

　

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