大雨の後の落とし物　

From：関谷はやと

三栄自動車の外注先の１つに、
自動車電装品を修理してもらっている
会社があるんですけど、

そこのサービスカーが、
つい先日に降った大雨の後、
仕事で山道を走っていたところ、

道路の上に転がっていた岩を
（直径１０センチ程度とのこと）
うっかり踏んでしまい、
修理ができないくらいに
タイヤとホイールを傷めてしまったんだそうです。

ここで、
『何で道路上に岩が転がってるの？』と、
疑問に思う人がいるかも知れないので、
その理由を説明します。

そもそも山って斜面になってますよね。
すると大雨で大量の雨水が地面に浸み込むと、
『地すべり』や『土砂崩れ』を起こしやすくなります。

そんな訳で、
ニュースや気象情報などで、しきりに
『早めの避難をおこなってください！』
と呼びかけているんですね〜

ただ、そういった呼びかけは、
人命にかかわりそうな規模のケースで、

大雨が降ると、
たいていの場合はそうなる前に、
まず『土砂崩れ』にも満たないレベルで、
山の斜面の土や岩が、雨水と一緒に流されて、
それが道路上に流れてくるんですね。

そして雨水が引いたあと、
道路の上には岩だけが残ることとなり、

そこで最初にお話しした
電機屋さんのサービスカーが、
まんまとこの岩を踏んでしまった訳です。

おまけに、
もともと山の斜面を支えてる岩って、
川の河口付近に転がってるような、
あるいは僕のように角の取れた、
丸い形状の岩じゃなく・・（笑）

ゴツゴツとした角が
刃先のように尖って（とがって）るので
たとえ直径１０センチほどの大きさでも、
難なくタイヤを破損させてしまうんです！

しかも、
今回タイヤが被害を受けた山道は、
僕も何度か走ったことがあるんですけど、

山奥過ぎて、
携帯電話の電波が届かない場所
なんですよね〜（泣）

となると、レスキューを頼むとか、
誰かに相談することすらできません・・

ただ不幸中の幸いなのか、
その車にはスペアタイヤが装着されてたので、
ドライバーさん自身で、
何とか応急処置ができたそうですが・・

まあ、こんな風に、
大雨が降った後の道路には、
思いもよらない物が
転がってるケースもあるので、

たとえ梅雨が明けて
天気が良くなったからといっても、
車を運転する際には、
十分気を付けてくださいね〜！

関谷はやと

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