ビート 

From:関谷はやと

インターネットのある記事に、
今から25〜30年ほど前に作られた
『ホンダ・ビート』という
軽2シーターオープンカーの
補修用部品アイテム数が年々増えている
という記事がありました。

ちなみに、
通常のモデルであれば、
新車が登場してから(たしか)10年間は
補修用部品の供給をしなくちゃいけない、
という決まりがあるんですが、

逆にいうと、
それ以降は部品供給しなくても
別に問題じゃないという事です・・

ただ『ビート』の場合は、
生産台数約3万4千台のうち、
およそ2万台ものビートが現存していて、
30年近く経った現在でも
人気の高さを物語っているんですね〜

そのためユーザーからの、
『長く乗りたい』という要望に
製造元であるホンダが応える形で
補修用部品の供給が実現したという、
実に『イイ話』なんです(笑)

ところで、
三栄自動車にも今回のビートだけじゃなく、
車齢の高い車が入庫してくるんですけど、

『補修用部品』というくくりで言えば、
圧倒的に輸入車の方が豊富だと感じます。

例えば輸入車の場合は、
生産が終了してから50年経っていても、
『社外品』つまり、最近よく聞くようになった
『サードパーティー』と呼ばれる部品を
供給させる体制が
ずっと以前からできてるんですね。

じゃあ、何で
そういうことが可能なんでしょうか?

僕が思うに、これって多分、
補修用部品の『品質』に対する考え方が、
日本と海外とで異なってるからだと・・

というのも日本では、
生産終了から何十年経っても
車の品質にはメーカーが責任を持つべき、
という考え方が定着していて、

考え方自体は正しいと思うんですけど、

ただそれを実現させようとすると、
部品を製造するための『機械設備』を
いつまでも保管しておく必要があり、

これってメーカーにとっては、
相当な負担になります。

その点、海外では、
『長く乗ってりゃ壊れて当然でしょ』
『壊れたらまた直せばいいんだよ』という、

ある意味、
割り切った考え方をする人が圧倒的に多いので、

よく壊れる箇所に対しても、
『メーカーの責任だろう!』というより、

補修部品を作るための
ビジネスチャンスだととらえて、

メーカーじゃない第三者が、
売れ筋の補修部品を
さっさと作ってしまうくらいです。

そしてユーザー側も、
そこそこの品質であれば全く問題視しません。

そのためなのかどうか・・
新車の保証期間そのものも、
元々短かく設定されていて(1年)
(まあ今では多少延びましたが・・)

そういった背景からも、
補修部品市場が盛んになったんですね〜

きっと自動車メーカー自体も、
その過程のどこかで、
補修部品を作ってくれる会社に
自社の生産設備を
売却してるんじゃないかと思います。

あっ!?スイマセン・・
ビートのお話しをするつもりだったのに、
内容が逸れたまま終わってしまいました・・

という訳で、この続きは次回以降に!

関谷はやと

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