GT−R
From:関谷はやと
僕のまったく個人的な見解ですが、
日本の自動車メーカーにとって、
久々に明るい話題がありました。
それは今から2年ほど前、
日産が誇るスポーツカー
『GT−R』というモデルを
『何の制約もなく作ったらどうなるだろう?』
というコンセプトで、
イタリアにある有名なデザイン会社
『イタルデザイン・ジウジアーロ』
との共同開発でスタートしました。
その車が、
毎年3月にスイスで行われている
『ジュネーブショー』で
今年デビューの予定だったんですが・・
コロナウィルスの影響により、
残念ながらその予定は叶わず、
それでも遅ればせながら、ようやく
僕たちの目の前に登場したんですね〜
さすがに
名門のイタルデザインが手掛けた車だけあって
外観スタイルも、
めちゃくちゃカッコイイんですよ。
ちなみに、その特別なGT−Rは、
50台の限定生産で1台あたり
『99万ユーロ(約1億1700万円!?)』
もするそうです(驚)
ところが・・
ここでちょっと気になるのは、
今回1億円以上するGT−Rの
ベースとなった車自体、
たしかに高性能スポーツモデルの
『ニスモGT−R』なんですけど、
ただGT−Rという、
モデルの歴史をたどっていくと、
あくまで
『スカイライン』という量産モデルから
派生したスポーツ仕様の車なんです。
つまり、
他の高級スポーツカーメーカーみたいな、
『さらに超高性能バージョン』とは、
生まれた背景が元々違うんですね。
こんな風にいうと、
たかが背景じゃないか!?
それよりも重要なのは性能や開発コンセプト
それに『GT−Rというブランド』だろう?
たしかに分かります・・
でも考えてみれば、
こういう特別な値段が付けられる車って、
車の性能を上げるために要した費用を積み上げて
採算が出る金額をはじき出しました。
のような価格の付け方じゃなく、
もっと観念的で目には見えないけど、
作り手(日産)が
本当に伝えたいスポーツカーの姿・・
そこには日産が
GT−Rのようなスポーツカーを
今でも新たに作ることができますよ。
みたいな背景、つまりストーリーを
価値として人々が認めてくれるからこそで、
そうじゃないと、
『1億円超のGT−R!?すごいね〜』
だけになってしまいそうで・・
何とももったいないな〜と思ったんですよ。
でもまあ今回は、そもそもが、
『あのGT−Rを制約なく作ってみたら?』
というコンセプトだったので、
そういう視点からみると、
この車はこの車で楽しめるんでしょうけど・・
なのでこの次は、
量産車ベースじゃなく、
海外の高級車メーカーにも
負けないようなストーリーから
生みだされたスポーツカーを
ぜひ作って欲しいと期待してます!
関谷はやと
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