BMWの台車 

From:関谷はやと

コロナウィルスが
世界的な脅威になったことで、
車業界向けの日刊紙に載っている
自動車メーカーの決算見込みの記事も、
ほとんどが『大幅に落ち込む』
みたいな内容となっています・・

ところで、
自動車メーカーと一口にいっても、
自社の力だけで車を生産してる訳じゃなく、

様々な分野の関連企業や
協力会社に支えられて初めて、
1台の車を生産することができるんですね。

その中の一つに、
車を作るための部品やコンポーネント品
と呼ばれる半完成品を運んだり、
倉庫で管理する物流システムがあります。

先日、
インターネットの記事を読んでいたら、
ドイツの自動車メーカー『BMW』が、
物流システムには欠かせない
運搬用の『台車』を開発していて、

実はその台車に
AI(人工知能)を搭載して高性能化し、

従来のように、
あらかじめプログラムされたルートを
走るだけじゃなく、

台車自らが状況判断できるようにすることで、
物流システムの精度と安全性が高まる・・
と書かれていました。

ちなみに、今から30年ほど前、
僕が自動車メーカーにいた頃の台車は、
人が運転する『フォークリフト』が主流で、

その当時、
最新の『台車』として登場したのが、
床面に貼られた磁気テープを読み取って

自動(もちろん無人)で走ることができる
『AGV』と呼ばれる台車でした。
(オートマチック・ガイド・ビークルの略です)

まあ自動とは言っても、
さっきお話ししたように
単に決められたルートを無人で走ってる
というレベルです。

しかし倉庫の中は
人が運転するフォークリフトも一緒なので、

交差点に差し掛かると、
人間の方が止まらなくちゃいけなかったり、
『AGV』には、
けっこう気を遣ってたんですよ。

それがAI台車によって人間と同じか、
人間が運転するよりも精度の高い
運転技術と安全性を発揮できるようになると、
それはそれでいいんでしょうけど・・

でも、その反面、
AI台車?『今日は何を運ぶんだい?』

AI台車?『EV用のモーターだよ、100台分』
『ア〇ゾンの倉庫なんて、1日中軽い荷物ばかりなのに』
『こっちはモーターなんて・・重くてやってらんない』

AI台車?『まあ、そういわずに頑張ろうや!』
『その分充電時間を長く取れるんだから・・』

みたいに、将来の物量倉庫では、
こんな感じでAI台車同士の会話が
聞かれるようになるかも・・

これって、
AIが人に取って代わっただけで実は、
僕がトヨタにいた当時と大差ないような気が・・
(まあ絶対にないと思いますが、笑)

つまり、そのくらい今後のAIは、
人間の『感性』に近くなりながら、
共存へ向かうんだと思います。

関谷はやと

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