昭和から平成にかけての思い出(自動車編) 

From:関谷はやと

前回のメルマガの続きです・・

もう今から31年も前の話、
年が明けてすぐに昭和から平成へと
改元が行われたため、
『幻の昭和64年』となった
ちょうどその時期のこと、

僕がどんなカーライフを送っていたか?
についてお話しします。

愛知県の自動車製造メーカーで
工場の生産技術エンジニアとして
働いていた当時の僕は、

お正月休みを松山の実家で過ごし、
仕事始め前に愛知県に戻るという、
いわゆる『Uターン』のため、
車で高速道路を走っていました。

その頃開通して、まだ間がない
『瀬戸大橋』を無事に渡り終え、
四国から本州へと抜けた僕は、

給油のため
神戸市辺りにあったサービスエリアの
ガソリンスタンドへと入っていきました。

すると、僕と同じように
車で『Uターン』をしてる人も多いためか、

ガソリンスタンドの店員さんは、
給油のついでに
『エンジンルームも診ておきましょうか?』
と親切に声を掛けてくれたんですね・・

もちろん
『サービス(無料)ですよ!』
という付け足しもあったので、
断る理由などなく、
僕は『じゃあ、ハイ』みたいな気軽さで
お願いをしましたよ。

その後、、給油だけなら
もうとっくに済んでるはずの時間が経過した頃、
内心(そろそろかなあ〜)と思っていたところに

先ほどの店員さんが、
神妙な表情で待合室にいた
僕のところに歩み寄ってきたんです・・

店員さん『あの〜実は・・』
僕『えっ、何ですか!?』
店員さん『これ見て下さい』
(と、おもむろにそう言うと・・)

エンジンオイルの状態を見るため、
僕の車のエンジンに装着されていた
『オイルレベルゲージ』という部品を
見せてくれたんです。

店員さん『エンジンオイルがほとんど無いですよ』
僕『(訳が分からず)えっ、何でですか?』

結論から先にお話しすると、
そもそも当時の僕は、
オイル交換に対する知識も
重要性の認識もなかったため、

エンジンオイルのメンテナンスを
全くやってなかった僕の車は

車(エンジン)からの排気ガスに混じって、
オイルが大気中に放出されていたことで、
オイル自体がほとんど無くなってたんですね〜

これがいわゆる
『オイル消費』と呼ばれるもので、

程度の差こそあれ、
エンジンで走る車には必ず発生する
症状なんですよ。

まあ、
メカニックとしての経験を積んだ今なら
逆にお客様にお伝えする側なんですけど・・

今考えても、もしあの時、
店員さんに見てもらってなければ、
僕の車は高速道路上でエンジンが壊れて
走れなくなっていたことでしょう・・

まあ、、
『知らない』ものほど恐ろしいことはない、
というのを今さらながら思うんですけど、

こういった経験があるからこそ、
『エンジンオイル交換』の大切さを
いつもあなたにお話ししているだけで、

決して僕が、
『オイル交換をしろ!』
『さもないと車がどうなっても知らないぞ!』
みたいな調子で
押し売りをしてる訳じゃありませんよ(笑)

関谷はやと

PS.このお正月休み、
車で遠出された方はぜひ、
三栄自動車でオイルチェックを
受けて下さいね〜!

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