実は地味にスゴイ話・・ 

From:関谷はやと

流行りなのかどうか・・
この最近、それまで作ったことのない
新たなカテゴリーにもかかわらず
世界中のどの高級車メーカーからも
相次いでSUVが発表されています。

例を挙げると、
イギリスの『アストンマーティン』や
『ジャガー』『ベントレー』のほか、
いまはドイツBMWのグループになりましたが
元はイギリス発祥の高級車メーカーだった
『ロールス・ロイス』や
ベンツの高級車『マイバッハ』などです。

また、それよりも年代的には
少し前(2002年)になりますが、
ドイツのスポーツカーメーカー
『ポルシェ』から
『カイエン』というモデルのSUVが
登場したときには、世界中に
『あのポルシェがSUVを出したのか!?』
という衝撃が走りましたが、、

実はそれより、もっと驚いたのは
今まで2ドアスポーツカーしか
作ってこなかったポルシェが
カイエンの開発を機に
『4ドア』を出してきたことの方が
ある意味衝撃でしたね〜

そのポルシェが今度は、
100%電気自動車(EV)の
4ドアスポーツカー『タイカン』
というモデルを、つい先日発売しました。

まあ、ポルシェというメーカー自体、
レース活動においても、
EV界のF1と呼ばれる
『フォーミュラE』に参戦してるので、
そんなに驚く話じゃないんですけど・・

ところが、
量産メーカーとしての
純粋なEVスポーツカーって実は、
アメリカの新興メーカー『テスラ』以外は、
ほとんど見当たらないんですよ!

しかも、
タイカン発売前に試乗したという
モータージャーナリストの談によると、

ポルシェが作ったEVスポーツカーは、
それまでのEV(もちろんテスラのこと)
とは全く違って
『驚くほど低重心なパッケージ』に
仕上がってるんだとか・・

実はEVって、
高出力になればなるほど
巨大な電池を搭載しなくちゃならず、

そのせいで、
元々車両スペースが限られた中で
電池のスペースを確保する必要があって、

それが結果として、
車の重心を高くしてしまう原因に
なってるんですね〜

ここで、
いつもこのメルマガを読んでくれている
あなたなら、
世界中の自動車メーカーが
程度の大小にかかわらず
『車の電動化』を意識してるのは
知っていると思います。

ということはつまり、
最初にお話しした高級車メーカーも
電動化を進めたい気持ちはあるけど、

『重心の高さ』という
技術的にハードルの高い問題があるので、
ちょっと意地悪く考えれば
それを解決するまでの時間稼ぎとして、

元々重心が高くてもユーザーから許容され、
しかも今の流行に乗っているSUVなら
電動化しやすいぞ、という気持ちが、

どのメーカーにも少なからず
あるんじゃないかと思います。

そんな状況の中でポルシェは
スポーツカーメーカーの意地をかけて
『タイカン』という低重心の
EVスポーツカーを作ったことは、
とてもスゴイことなんですけど・・

でもまあ、、そんなこと実際には
マニアくらいしか称賛しないでしょうね〜(笑)

関谷はやと

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