ディーノ 

From:関谷はやと

インターネットで
車関連の記事を見ていたところ、
うっかりすると流し読みしてしまいそうな、
ちょっと目立ちにくい場所なんですけど、
僕にとっては、
とても思い出深い車種(モデル)
の話題が出てたので、
今回あなたにお話ししたいと思います。

ちなみにその車というのは、
イタリアの超高級スポーツカーメーカー
『フェラーリ』の創業者である
エンツォ・フェラーリ氏の
急逝した息子さんの名前を冠した
『ディーノ』というモデルです。

で、そのディーノに、
どんな思い出があるのかというと・・
もちろん買って乗ってた訳じゃありませんよ(笑)

僕が今までに作ってきたプラモデルの中で、
歴代最後のモデルがディーノだったんです。

しかも、、今から30年近く前、
当時メカニックになるための
専門学校に通っていた頃、
同僚たちの間で『プラモ作り』が流行ってて、
それに乗じた僕も
『じゃあ・・』みたいなノリで始めたんですね。

もちろん、
何事も形から入っていくタチなので、
プラモデル本体だけじゃなく
模型用の塗料や工作道具も
一緒に買い揃えて『さあ作るぞ!』
と張り切ってたんですが・・

しかし、、
アルバイトやその他の雑多な用事が
色々と重なったこともあって、
ボディーの下地塗装を施しただけで、
気付けば10年以上も
放ったらかしのままになってたんです(驚)

その後、週末の時間を使いながら
一年ほどかけて何とか完成させましたが、
考えてみれば、
それ以来プラモデルを作っていませんね〜(笑)

スイマセン・・記事の話に戻ります。

このほどイギリスで開催されたオークションに、
1974年に登録されて以来、
わずか1万マイル(16,000km)
しか走行していない、ほぼオリジナル状態で
極上コンディションの『ディーノ』が出品され、
予想価格を上回る
30万3750ポンド(約4270万円)で
落札されたんだそうです。

ちなみに、
当時日本に輸入されていた時の価格が
約900万円とのことで、
そう考えると5倍近く価値が上がった、
とも言えます。

ただ、そんなことよりも、
元のオーナーさんが購入されてから
40年以上も大切にメンテナンスが施され、
コンディションを保ってきたことの方が、
僕にとっては『スゴイなあ』と思います。

こういった話を聞くと、
僕たちメカニックは、、
ビジネス的な視点からだけでなく、

純粋に長く乗り続けたい・・という
ユーザーの気持ちが高まるような
メンテナンスやアドバイスが
普段から出来るようにしておかなくちゃ・・

改めてそう感じさせられます。

プラモデルを、
10年以上も作りかけのまま、
放ったらかしにしてちゃダメですね(苦笑)

関谷はやと

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