軽トラ愛
From:関谷はやと
つい先日、
車業界向けの日刊紙に、
国土交通省が来年度までに、
現在の軽自動車よりも小型の
『車両新区分』を創設し、
公共交通機関に乏しい地方や
観光地などでの活用促進をはかる・・
という記事が載っていました。
ちなみに、このサイズの車両は
通称『小型モビリティ』と呼ばれてます。
そしてトヨタ自動車が、
早速この制度に応える形で、
新区分に沿った電気自動車(EV)を
来年春にも市場に投入するそうです。
記事によると、
長さ2.5メートル(3.4m)
幅1.3メートル(1.48m)
高さ1.5メートル(2m)
(カッコ内は現行の軽自動車)
と、かなり小さいのが分かりますね・・
ちなみに、
この規格は道路交通法でいう、
『ミニカー(原付四輪)』
のカテゴリーと同じで、
エンジン車の場合だと、
排気量は50cc以下となります。
もちろん、エンジンだけじゃなく
電気モーターでもOKなんですが、
その場合はエンジンに換算して
軽自動車の排気量660ccを
超えないように、となっています。
またミニカーのメリットは、
法定速度も時速60km以下と
スピードは出せないものの、
車検を受ける必要もなければ、
ヘルメットやシートベルトの
装着義務もないんですが、
ミニカーの場合は、
乗車定員が1名のみなんです・・
ところが、
それに対して新区分の小型モビリティは、
乗車定員は4名までOKになるとか、
荷台の最大積載量も軽自動車と同じ
350kgまでOKになるなど、
従来のミニカーよりも
かなり使い勝手が良くなりそうで、
期待されています・・
ただ、
一つ問題なのは、今の道路を
小型モビリティだけが走るんなら
別にいいんですけど、
一般の道路って、
それこそいろんな大きさの車、
大型トラックやコンパクトカー、
普通車や軽自動車も走ってるんで、
それらに混じってしまうと、
車自体の大きさや速度感覚みたいなのが、
周囲と馴染みにくくて、
車としては非力で安全性にも乏しい、
そんな印象を与えてしまうんですよね〜
これって、
軽自動車とミニカーの
中間的な位置づけ、というのが、
かえって中途半端なイメージとなって
周囲も戸惑ってしまうんでしょうね・・
確かに、考え方によっては、
安全性が高くなったといわれる
軽自動車でさえ、そのサイズに
不安感を持つ人もいるくらいですからね。
まあ乗用車やワゴン車なら、
軽自動車でもまだいい方ですが、
特に軽トラックの場合は、
荷台スペースの使い勝手の良さから、
地方では『一家に1台は欲しい車』の
上位にランクされてるのはいいんですけど(笑)
ただ、荷台スペースを優先したぶん、
座席シートは最前方になってるし
リクライニングできないほど、
室内スペースが切り詰められてるので、
安全性や快適性の面から見ると、
何とかしたいところなんですよ。
なので、ここはひとつ、
小型モビリティの延長として、
『新・軽トラ規格』なるものを考えて、
室内の安全スペースを確保する目的で
全長をあと3〜40センチ程度
伸ばしてもいいようにしてもらえると、
快適な『軽トラライフ』が
楽しめるんですけどね〜(笑)
そうなると軽トラックが、
特に地方や田舎では、
『一家に1台あれば他の車はいらない』
になるはずです。
関谷はやと
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