相談窓口(続き) 

From:関谷はやと

前回からの続きです。

ある男性ユーザーが、
お嬢さんが乗っている軽自動車に、
カーナビとバックカメラを取り付けするため、
自分がいつもお世話になっている
カーディーラーで価格交渉をしたところ、

残念ながら、値引きには
応じてもらえなかったんですが、
ただ、
その際の取り付け費用に関する説明に
男性ユーザーは納得がいかず、

結局それが発展して
自動車メーカーや
業界団体の相談窓口まで巻き込んで、
話が大きくヒートアップした・・

という所までのお話しでしたね。

そこで、先に進む前にまず、
業界団体の立ち位置をお伝えしておくと、

最初、相談者(男性ユーザー)から
さっきのような話を聞いたら、その後は、
相手(ディーラー)からも聞き取りをして、

相談の内容を判断したうえで、
あくまで中立的な立場から、
それぞれにアドバイスをする、
という感じになっています。

ただ当事者ではないので、

料金など金銭面については、
たとえ、その際に相談されても
高いとか安いとか、値引きしろ、
あるいは支払えといったようなことは、
アドバイスできませんし、
しちゃいけないのは当然です。

そして今度は
ディーラーからの話を聞いてみると・・
大体は男性ユーザーの言い分と
同じあらすじだったんですが、

ただ、その後のやり取りを読んでいくと、
ディーラーに対して
この男性ユーザーから一方的に、
『総額○○円で取り付けろ!』とか、

それを断ると、
今度はまた自動車メーカーの
お客様相談窓口に電話して、

『取り付け費用が高すぎる!』

などと筋違いな話をして、
一方的に電話を切るような状況
だったそうです・・

情報誌の最後には、
聞き取りをしたディーラーから、
改めてこの男性ユーザーとは話をします。

という内容で締めくくられていましたが、

これって・・
男性ユーザーの側からすれば、
今回の件では、本人の車に
カーナビを装着する訳じゃなく、
そもそも(自分の)お嬢さんの
軽自動車に取り付けたかっただけなので、

男性ユーザーを父親として見れば、
『お父さんに任せとけ』みたいな心理、

つまり価格交渉がどうこうという前に、
お嬢さんに対して『いいところ』を
ただ見せたかっただけじゃないのかと、
思えるんですよね・・

なのに、
そこで一切の値引きに
応じてもらえなったとなれば、

そりゃあ・・
『娘の面前で恥をかかされた』と、
人によっては、
そう受け取る可能性だってあります。

するともう、
価格交渉の結果よりも、
自分の主張を通すことの方に、
意識が向いてしまい、
結果として要求もエスカレートし、
より過激な言動になったんだとすれば、

販売価格を設定するにも、

ただ安さばかりを強調すれば
いいってもんじゃなく、

販売価格には、
ある程度の柔軟性を持たせるなど、
自社ユーザーの属性・傾向に
合わせた方がいいんじゃないのか?
ということに気づきました。

結局は、他社と比較した
価格動向ばかりに気をとられた
(んじゃないかと僕は思ってます)
ディーラーの価格設定ミスでしょうね・・

いや〜、、僕もこう見えて
3人の娘がいる父親の身なので、
正直この男性ユーザーの気持ちも
分からなくは無いですが・・

ただ、
この男性に向けて言えるのは、
そんなところで頑張らなくても、

お嬢さんは、
あなた(男性)のことを
ちゃんと分かってくれてますよ!
ってことですかね〜(笑)

関谷はやと

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