読まれない取説 

From:関谷はやと

車や住宅など、
日常生活で長年使うものを
『耐久消費財』なんていう
カタい表現をすることがありますが、

こういった
長年に渡り使われるものって、
長く使えば使ってるほど、
最新のものを目にした時の驚き、
というか衝撃が大きいんですよね〜

ちなみに、
三栄自動車で扱ってるのは車ですが、

例えば、
10年前に新車を購入されたお客様が、
買い換えのため現行の車を目にすると、

まず驚くのが、
様々な安全装置をコントロールするための
スイッチ類の多さと、それらが表示されている
メーターパネル内のランプの数の多さです。

ちなみに、
これ数多くのランプ類には、
(インジケーターランプと呼びます)
実はルールがあって、

特に表示されてるランプの色には、
目的や役割によって
色分けされているんです。

例えば、
ランプの表示が赤色の場合は、
ドライバーや乗員に
『警告』を知らせるもので、
これが点灯したら文句なしに
『ヤバい状態』です。

なので、もし走行前だったら
その場でエンジンを止めて
(決してそのまま走っちゃいけませんよ)
何を警告してるのか?を取説書などで
確認する必要があります。

次にオレンジ(または黄色)ですが、

『今すぐは支障ないけど・・』

『システムが何か感知しました』

『でも後で見ておいてね』

といったレベルの内容です。

例えば、
エンジンを制御してるコンピューターが
何かいつもと違う状態を感知したら、
エンジンを横から見たような形のランプが
点灯して知らせてくれますし、

ガソリンの残量が減ったときにも、
『ガソリン計量器』
みたいなランプが点灯して、
給油して下さい、
と知らせてくれる感じですね。

次に緑色(グリーン)の場合ですが、
これは、ヘッドライトや
ウィンカーを点灯させたとき、

またハイブリッドカーなら、
今はモーターだけで走ってますよ、
というのを知らせる
『EVモード』だったりと、
いま現在、
車がどんな作動をしているのか、
知らせてくれるようになってます。

長くなりましたが(笑)

まあ、それが10年も経てば、
見たことない形のランプ類が、
メーターパネルにびっしりと並ぶので、

いざ何かのきっかけで点灯すると、
色の種類に関わらず
パニックになってしまうんですよね〜

そこで取説書の出番なんですが・・

ところが、
ランプの種類が増えすぎたためか、
(そればかりではありませんが・・)

最近の車の取説書を見ると、
300ページ以上あるのもザラで、
ほとんど『小説レベル』のボリュームです。
これだと中々読む気が起きませんよね〜

なので、
双方向で通信ができる
『テレマティクス機能』のついた
ナビゲーションが
装着された車もあるんですけど・・

でも結局は、
『○○なランプが点灯したんですけど・・』
みたいに、
『誰々』あるいは『何処そこ』に
連絡した方が早いし安心だ!
となるケースが多いんですよね〜

となると、
僕たち車を扱ってる者は、
小説を読むように取説書を読んで、
いつ、どんなランプが点灯しても
あなたに答えられるよう、
日頃から勉強しておかなくちゃなりません。

関谷はやと

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