黄色から白色へ・・ 

From:関谷はやと

以前このメルマガで
あなたにお話ししたんですけど、

今年開催される
『ラグビーワールドカップ』と

来年開催予定の『東京オリンピック』と
『東京パラリンピック』を記念して、
台地が白色となったナンバープレートが
発行されたのをきっかけに、

特に軽自動車のユーザーから
新車あるいは中古車の購入時はもちろん、
現在すでに乗っている車でも、
記念ナンバープレートを選ぶケースが
増えているんだそうです。

ちなみに、その状況を見てみると、
2019年4月末までの申込み実績が、
全体で100万5667件あるうち、

軽自動車が88万7115件、
普通車11万8552件となっていて、
割合でいくと、なんと軽自動車が
全体の約9割を占めているんですね〜(驚)

その理由として挙げられるのが、

車のボディーカラーと、
ナンバープレートの色との
バランスを考える人や、

普通車は白色の台地、
軽自動車は黄色い台地という風に
ナンバープレートで区別されたくない人、

また、寄付目的に賛同して
ナンバーを取得する際に
記念ナンバーを選ぶ人など様々です。

まあ元々ナンバープレートの色に
選択の余地がなかった状況から、
黄色にするか、白色にするかを
自分で選べるという自由ができたのも
人気の一つなんでしょうね〜

いずれにしても、この結果から
『軽自動車=黄色いナンバープレート』
となっていた今までのルールが、

軽自動車ユーザーにとって
自分たちだけが区別されているという
ネガティブな感情を抱かせていたのは
間違いないだろうと思います。

そう考えると、
記念ナンバープレートの発行って、
軽自動車ユーザーの側に立った
良い施策のように思いますよね。

ところが、
こうして記念ナンバープレートが
盛り上がってる状況の中で、
意地悪く聞こえるのを承知で言うと、、

台地が白色の記念ナンバープレートって、
実は軽自動車ユーザーにとっては、
今まで受けてきた税務上のメリットが
無くなる可能性を
秘めているかも知れないんです・・

その前に、
ナンバープレーとの色によって、
税務上どんなメリットがあるかというと、

排気量が660ccの軽自動車は、
毎年納付する自動車税が
10,800円なのに対し、
(ちょっと前まで7,200円でした)

それよりも少し大きいだけの
1000ccクラスの
コンパクトカーになった途端、
一気に3倍近くの29,500円!(驚)

1000〜1500ccだと、
さらに5,000円上がって
34,500円!(泣)

つまり、
税制面で優遇されていることが
一目で分かるように、
軽自動車のナンバープレートを
黄色い台地で区別していたんですけど、

記念ナンバープレートの導入によって、
その理由を、あえて『ぼやかす』ことで、

今では車体の大きさも、
コンパクトカーとほどんど差がない
軽自動車の自動車税が今度は、

『優遇され過ぎじゃないの?』

そう思い始める人が出てきても
不思議じゃありませんよね?

こうして世論が醸成されると、
自動車税額も高い方へと一本化され、
軽自動車であることのメリットが
無くなる可能性だってあるんです・・

ええ〜っと思うかも知れませんが、
ただ、この流れは
もう止まらないでしょうね〜

こうして車業界に
30年以上身を置いてる僕には、
台地が白くなった
記念ナンバープレートの真意が
別の色合いで伝わってくるんです・・

関谷はやと

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