車2台で9億円とは!? 

From:関谷はやと

同じ線上で比べるのもどうかと思いますが、
車って、、乗って移動するだけなら、
レンタカーで10分あたり100円とか、
そんな金額で乗ることができる時代です。

ところが、、それとは全く逆に、
たった2台の車を所有するだけで、
なんと9億円近いお金を出す人もいます(驚)

しかも、そのうち1台は、
公道を走ることができないので、
乗って移動できる車は実質1台限り・・(笑)

これはつい先日、
僕が読んだニュースなんですが、

今から60年前に、
わずか19台だけしか製造されなかった
『アストンマーティン』という車を
手作業による高度な加工技術で
車の製作を手掛けている、
イタリアの名門カロッツェリア(工房)
『ザガート』という工房が、
同社の創業100周年を記念して、
復刻版を製作する、というものでした。

ところが、、
60年も前の車となると、
忠実に復刻すればするほど、
今の法規制に適合しなくなるので、
公道を走ることが難しくなります。

でもそれじゃ、
せっかく復刻した車が単なる飾り物か、
『コレクターズ・アイテム』
になってしまいますよね。

そこで、
復刻版を買ってくれるなら、
最新の『アストンマーティン』も
一緒に付けますよ、という超高額な
『おまけビジネス』として展開したところ、
あっという間に完売したんだとか(笑)

ちなみに、、
ヨーロッパでは自動車メーカーと、
ザガートのような『工房』とがタッグを組んで、
『ワンオフ』と呼ばれる、
量産車とは一味違った限定車みたいなのを
割とよく作ってるんですね〜

というのも、
特にヨーロッパでは、人々の車への認識が、
移動や輸送の手段としてだけじゃなく、

自動車レースが盛んなように、
車がスピードを競う合う乗り物として
認識されてる節があるんです。

多分これって、
競走馬から発展したものじゃないかと・・
なので他の人より速い競争馬(車)を
所有することがステータスになるという、

まあ、、それだけ僕たち日本人とは
乗り物(車)に対する、そもそもの
認識や価値観が異なるんでしょうね。

でも、、そのおかげで、
通常モデルの10倍以上という、
超強気の価格設定をしても、
あっという間に完売というのは、、

これって、
車を利用する人が減ったとか、
車への興味が世代間で異なるとか、
そういったこととは関係なくても、
やり方によっては、
まだまだ車が売れるという話です。

そんなビジネスモデルが、
展開できる時代になったと考えたら、

日本の自動車メーカーこそ、
こういう手法を追求してほしいなあ・・と、
そんな風に思いませんか?

ただそのためには、

車を使うこと自体が、
楽しいと感じられるような環境や
雰囲気が必要なんですけど、、

残念ながら、
ここが決定的に弱いのがどうも・・

というのが今の日本の車社会なんです。

関谷はやと

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