熱くなってるうちに伝えますよ! 

From:関谷はやと

三栄自動車の事務所にて。

先日の夜(21日)遅い時間に、
何気なくテレビを点けてみたら、

ちょうどテニスの世界大会
『全豪オープン』の4回戦で、

世界ランキング9位
日本の錦織圭選手(29)が、

同23位でスペインの
パブロ・カレノブスタ選手(27)
との試合をやってました。

ところで、

僕がこの試合を見始めた時には、
もうすでに最終の5セット目に入ってたんで、
まあ、試合を見てる分には、
あと少しで勝敗が決まりそうな、、
一番面白いところでした・・

しかし!

スポーツニュースなどで、
結果を見た人もいるかも知れませんが、

この試合、なんと5時間を超える、
超ハードな戦いだったんですね〜

これが、どれくらいかというと、、

以前このメルマガでも話題にした、
『箱根駅伝』のコース1日分を、
たった1人で走るのと同じ時間です!(驚)

ただ、
長時間戦い抜いたのもスゴイですが、

それよりも今回の戦いを観てて、
僕が印象に残ったのは、
直接ポイントには出ないメンタル戦で、
錦織選手の方が圧倒的に
『うまいなあ!』と感じたことですね。

特に第5セット目に入ってから、
最後のサービスエースで試合を決めるまでに、
それがよく表れてたと思います。

どんな風だったかというと、

たとえポイントを奪われても、

また先行されても、それよりも
とにかく前後左右に打ち返すことで、

相手選手がボールを追うあまり、、
心身とも疲れるのを待つことを
最優先で実践した所じゃないかと・・

そうすることで、
相手のミスが出るのを待つか、

たとえミスが出なくても、
隙が出やすい展開を作って、
すかさずポイントを奪う・・

すると、
相手はどうなるかというと、、
ポイントでは勝ってるはずなのに、
心身ともに疲れ果ててるため、

なぜか追い込まれてるような感覚に
陥ってしまって・・最終的には、
勝敗を左右する重大な局面で
判断ミスをしてしまうんですね〜(恐)

それが最も現れたのが、

最終(第5)セットの最後に行われた、
『10ポイント・タイブレーク』
での場面でした・・

ちなみにこのルールは、
最後に限り10ポイントを先行して
勝ち抜いた方が勝者になるという、

全豪オープンでは、
今回新しく導入されたルールです。

そこで相手選手は『8−5』と、
ポイントでは錦織選手より、
3ポイント先行してるにも関わらず、

あろうことか、その場面で、

『元々自分のミスショットだから、
さっきの(錦織選手に取られた)
ポイントは無効だ・・』

『なので、やり直させてくれ』と、
主審に抗議したんですが・・

もちろん結果は『NO!』

テニスのルールには、
それほど詳しくない僕でも、

『そうとう追い込まれてるな』

というのが伝わりましたよ。

そして結局、相手選手は、

そこから崩れてしまって、
最後の最後は身動きが取れない格好で、
錦織選手から
サービスエースを見舞われました・・

スポーツの試合もそうですが、

人って極限に行けばいくほど、
メンタルと身体とのバランスが
決め手になるんだというのを

今回あらためて感じましたね〜

関谷はやと

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