何でもネットショップのせいにしてはいけない！　

From：関谷はやと

三栄自動車に事務所にて。

インターネットを利用して、
手軽に買い物ができるようになったためか、

それまで繁盛していたお店に、
急激にお客さんが入らなくなった、

という話を、
業種を超えて耳にすることが多くなりました。

例えば、、三栄自動車のすぐ隣には、
松山市内でも１，２を争う規模の
本屋さんがありますが、、

ここも以前に比べると、
来店されるお客さんの数が減ってきたのは、
駐車場に停められた車の数で分かります。

また、ＴＳＵＴＡＹＡのような、
レンタルＣＤ屋さんも同様ですね・・

このメルマガを読んでくれているあなたも、

この辺りの変化については、きっと、
僕と同じ感想を持ってるんじゃないかと。

ところが、、
さらに観察してみると、
『カメラのキタムラ』のような、
カメラ専門店も、

以前のように店内が人でごった返す、、
なんてことが無くなり、

それを通り越して『閉店』する店舗も、
この数年で増えています。

しかし、カメラ専門店の場合は、
全てネットショップが原因という訳じゃなく、

カメラメーカーやカメラという商品自体に、
『大きな変化』があって、
それもお店に人が来なくなった理由らしいです。

その代表格のひとつが、
『スマートフォン』に搭載されている、
カメラの高性能化です。

実際にみんな使ってるんで、
この件についての詳細は省きますが、

この流れが原因で、

それまでコンパクト・デジカメで、
圧倒的な人気を誇っていた、
『カシオ』が、この４月に、
とうとう撤退を決めたそうです・・

しかし、その反面、
『一眼レフ』と呼ばれる
高性能・高級機種のデジカメの方は活況で、

フィルムカメラ時代から実績のあった、
『ニコン』や『キャノン』
といったメーカーに、

『ソニー』が新たに加わって、
激しいシェア争いが繰り広げられています。

ところで、
どうして『ソニー』が高級デジカメ市場に、
食い込めたのかというと・・

『イメージセンサー』と呼ばれる、
デジタルカメラにとっては、
被写体を認識するための心臓部分を、

自社でずーっと、
作り続けてきたからなんですね〜

なので、今でも、
スマートフォン用のカメラ部分とか、
他メーカーのデジタルカメラ用にも、
この『イメージセンサー』を
供給してるそうです。

という訳で、
いまカメラ専門店に行ってみると、

元々コンパクト・デジカメの
売り場だった所に高性能一眼レフが、
ずら〜っと並んでいますよ。

ただ価格がですね〜
コンパクト・デジカメの１０倍近くするんで、
ある程度買う人も限られてきます・・

これが、
カメラ専門店に来店するお客さんが、
少なくなった原因にもなってるようです。

そこでこの現象を、

クルマ業界に置き換えてみると、、

『おお〜っ』と驚くような予測が・・

このお話しは、また次の機会に！

関谷はやと

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