目からウロコ、な話　

From：関谷はやと

三栄自動車の事務所にて。

コンタクトレンズを長年使っている人なら、

『ニチコン』というブランド名を
聞いたことがあるかと思います。

その『ニチコン』なんですが、
この度、資金繰りに行き詰まって、
とうとう破産してしまいました・・

僕も一時期、
コンタクトレンズを使ってたことがあって、

その時の使い始めが『ニチコン』だったんで、
このニュースが特に目についたんです。

ちなみに、

僕が使ってた当時は、

青みがかったレンズの『ニチコン』と、
緑がかったレンズの『メニコン』の

国産ブランド２社が有名でしたが、

ただブランドの規模でいうと、

メニコンの方が圧倒的だった気がします。

両方とも使ったことがありますが、

僕の目には『ニチコン』の方が、
しっくりと馴染みました。

ただその後は、

取り扱う眼科が段々と減ってきて、
手に入れるのに苦労した覚えがあります。

なので、
いま考えてみると、たぶんその頃から、
経営状況に変化が出てたのかも知れません。

ところで、
コンタクトレンズといえば、

元々の裸眼に『人工レンズ』を装着して、
視力を矯正するものですよね。

しかし、
渇き目とか、身体が何かにぶつかるとか、
ビックリして急に瞬きをするとか、

色んな原因で、
装着してたレンズを目から落としてしまう、
というケースがあります・・

こんなときに、

僕がいつも思い出してたのが、
『目からウロコが落ちる』という
有名なことわざです（笑）

調べてみると、

キリスト教の聖書に登場する盲人の方が、

ある教えを受けたのち、
急に目が見えるようになって、

その時の様子を、
『目からウロコのようなものが落ちた』

と表現したことが語源となり、

それが、物事を理解して、

急に目の前が開けたような感覚になることを、

『目からウロコが落ちる』
と表現するようになったそうです。

でも僕の場合は、

コンタクトレンズを落として、
目の前が見えなくなる方なんで、

ことわざとは『逆のケース』なんですよね〜

しかし、、
僕がそう連想するようになったのにも、
実は理由があって、、

時代劇風に、
あだ討ちの人だったか、逃亡中の人だったかが、
周囲の目をごまかすために、

魚の『ウロコ』を目に貼り（痛そう！）
盲人のように変装し暮らしてたところ、

ようやく目的の相手を見つけたか、

下手人として見つけられたかで、

まあとにかく、、

『お前か！？』という具合に、
本当の名前を呼ばれたんですね。

そこで、、『何で知っとん！？』みたいに、
本人がビックリした時に、

変装用として目に貼り付けていた『ウロコ』が、

ポロッと落ちた・・というオチで、
（ダジャレじゃないですよ！）

『目からウロコが落ちる』になった・・と、

何かで読んだ記憶があるんですが、

どうもハッキリ覚えてません・・

たぶん、本来の語源を、
時代劇風にアレンジした、
何の根拠もない物語だと思いますが、

しかし、
コンタクトレズを使ってた僕には、

こっちの物語の方が、
何でかしっくりと来るんですね〜

本当のことさえ知っておけば、

この程度の誤解も、

楽しくていいと思いませんか？（笑）

関谷はやと

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