電動バイクの性能 

From:関谷はやと

三栄自動車の事務所にて。

坂道や長距離の移動をラクにしてくれる、
『電動アシスト自転車』ってありますよね。

僕も乗ったことがありますが、

自分でペダルを踏むのに加えて、
モーターがタイヤを回して、
走行をアシストくれる仕組みで、

感覚としては、空港とか駅で見かける、
『トラベーター』に近い感じです。 

ただ、その名の通り、
『電動アシスト自転車』なので、

あくまでも、
自分でペダルを踏むとき以上のアシストは、
『できない構造』になっています。

ちなみに、
ペダル自体がなくなるとか、

ペダルを踏む以外の操作で走る構造になると、

自転車じゃなく

『電動バイク』になるので、
乗る時には運転免許証が必要になります。

電動バイクって、、
モーターで走るため、走行音も静かで、
エンジンのように排気ガスも出さない、

という社会的なメリットはあるんですけど・・

なぜだか、そんなに普及していません・・

理由はやはり、

電気自動車(EV)と同じで、
バッテリーの充電に時間がかかるのと、

1回当たりの充電でどれだけの距離を走れるのか?
を示す『航続距離』が3〜40kmしかない・・

というのが大きな理由でしょう。

しかし、

仕事でバイクに乗る、とか以外なら、

日常生活の移動で毎日数10kmもの距離を走る、
なんて人は、ほとんどいないはずです。

そう考えると、

今の性能で十分な気がするんですけど・・

でもやっぱり、

従来のエンジン付きのバイクと比べてしまい、、

そのせいで見劣りしてしまうんですよね〜

ここまでくると、

いくら『性能は十分だ!』と言われても、
『乗りたい!』とならないのが人の感情で、

そこがまた興味深いところでもあります。

そんな中、
台湾最大のバイクメーカー『KYMCO』が、
(たぶんキムコという発音のはず)

原付バイクくらいの大きさで、
充電1回あたり200kmもの走行が可能な、
電動バイクを開発しました!

何だか『これならどうや〜!』みたいな感じですね(笑)

まあ、バッテリーの容量を大きくしさえすれば、

航続距離を伸ばすことは、
それほど難しくないんですけど・・

ただ、そうするとバッテリーの重量が増えて、

バイクそのものが重たくなってしまいます。

おまけに、
バッテリーを充電するための、
『取り外し』や『持ち運び』が苦痛となり、
ユーザーは『乗りたい』と思ってくれません・・

そこで、このキムコ社が思いついたのは、

バッテリーを3つに分けることでした。

つまり、充電のために、
持ち運びするバッテリーは小さくして、

主力の大きなバッテリーは、

バイクに搭載したままで減速時にだけ充電する、

という方法を採ることで、

ユーザーが感じている、
エンジン付きバイクとの『見劣り感』を解消しました。

何となく『売れそうな予感』がしてきましたよ!

そう考えると、

今まで電動バイクが売れなかった理由って、、

その性能が『ユーザーの求めているもの』と、

単にズレてただけなのかも知れませんね・・

関谷はやと

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