どっちが勝つか！？　

From:関谷はやと

松山市内のカフェにて。

先日読んだ新聞の記事に、
アメリカのトランプ大統領が、
国内経済立て直しのために、

アメリカが海外から輸入している、
アルミニウム製品や鉄鋼製品の関税を、

それぞれ１０％と２５％引き上げる！？

という内容の記事が載っていました・・

アメリカ、
というよりトランプ大統領ですか・・

相変わらずメッチャ強気ですね〜

しかし、何でアメリカって、

こんなに強気なんでしょうね〜

でも僕は知っていますよ・・

こんな風に強気を装ってはいますが、

実際には、アメリカっていう国自体には、

『お金が足りないんです！』

確かに、

アメリカ国内で消費される国産品にとっては、

輸入製品より価格優位となって、

その結果、
経済が立て直されてるように見えますが、

でも、そんなことをすると・・

アメリカが輸出している製品の方に、

相手国から、今までと比べて

『より高い』関税を掛けられるはずなんで、
(これを『報復関税』と呼んだりします)

関税のやり取りだけを見るとチャラ、

つまり
『プラマイ・ゼロの状態』になる理屈ですが、

実際には関税を高くすることで、

国に留まる『お金』だけは増える、、
というカタクリなんですね〜

なので、一番の目的は、
輸入品に『関税』を掛けることで、

国の収入を増やそうとしてるんだと・・

まあ、こんな大胆な政策が取れるのも、

世界中で融通されてるお金が、
『アメリカ・ドル』だから可能なんですね。

しかし！

だからといって、
アメリカの貿易相手国も、

このまま黙っちゃいませんよ！

こういった国どうしのやり取りや、
駆け引きを『経済戦争』とは、
うまく表現してると思います。

という訳で早速、

ヨーロッパの主要な国々が反応しました。

アメリカで作られている、

『リーバイス』のジーンズや、

『ハーレーダビッドソン』のオートバイに

今までより、
『より高い関税を掛けようと』
検討してるようです・・

僕はこの話を聞いたとき、

『ヨーロッパ、そんなアホなことを！？』

って思いましたよ・・

だって、、考えてみて下さい、

リーバイスのジーンズや、

ハーレーのオートバイって、

しっかりとした『ファン』が定着してるから、

関税によって、価格がどう動いたって、

その人たちは、絶対に買ってくれるんです！

価格が上がることで、逆にプレミア感が出て、

余計売れるかもしれませんね〜（笑）

そう考えると、、

この関税の勝負、どっちが勝つか！？

というより、すでに、

結果は見えてるんじゃないかな〜

と思います・・

関谷はやと

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