六段からどこまで・・
From:関谷はやと
三栄自動車の事務所にて。
冬季オリンピックの熱気と共に、
将棋界でも熱いニュースが流れてきました。
それまで『ひふみん』こと、
加藤一二三(ひふみ)九段が持っていた、
プロ棋士資格取得の史上最年少記録を更新した
『藤井聡太五段』が、
先日おこなわれた公式戦で、
準決勝で対決した羽生善治竜王を破り、
その後の決勝戦でも勝利し、見事優勝しました。
その結果、
五段から六段へと昇段したことで、
オリンピックに負けないくらいの話題となっています。
また、そのときのインタビューを見てて
僕が感心したのは、
藤井聡太六段の『堂々としたコメント』です。
いや〜、まだ中学生ですよ・・
さすが将棋の世界で、
戦術を組み立てる能力を磨いてるだけのことはあります。
出るコメントも実に理論立てられていて、
『ハイ!嬉しいッス!』
みたいなコメントじゃなかったですね。
ところで、
将棋のような『ゲーム』って、
元々は実際の『戦(いくさ)』を真似て、
戦術を組み立てるための
『トレーニング』として発展した側面があります。
そこで世界を見渡してみると、
東洋では将棋以外に
囲碁・麻雀(マージャン)があって、
西洋ではチェスがあります。
また身近なものだと、
トランプ(アメリカ大統領ではない)の
ポーカーゲームのほか、オセロゲームも、
戦術を組み立てながら進めるゲームですね。
その中で、
将棋にもっとも近いと言われてるのは、
やはり『チェス』でしょう・・
実はチェスの世界でも、
藤井聡太六段のような『神童』というか、
早熟の天才プレーヤーがいました。
それが『ボビー・フィッシャー』という、
ユダヤ系アメリカ人で、
自身は第二次世界大戦中に生まれ、
14歳で国際タイトルを獲り、
15歳でチェスの最高位『グランドマスター』となり、
29歳の時、旧ソ連との世界大会で、
アメリカ人として初の
『世界チャンピオン』となるも、
折しも世界情勢が米ソ東西冷戦、
東ヨーロッパ混乱の時代でした・・
そして、
世界チャンピオンの称号と引き換えるように、
チェスを通じた代理戦争のような形で、
自身の人生を振り回された人です。
純粋に『チェスの試合をする』だけでも、
大変な時代だったんですね・・
そして時代が移り変わり、
『ボビー・フィッシャーの再来』と呼ばれた
『ジョッシュ・ウェイツキン』
というチェスプレーヤーが誕生しました。
この人物のことは、
ずっと前に、
このメルマガでも話題にしたことがありますが、
16歳で国際タイトルを獲り、
その後の世界選手権では、
18歳以下の部門でベスト4に入りましたが、、
そこから、、なぜか『太極拳』という、
武道の道へと進んでいったんですね〜
しかも28歳の時には、
太極拳で世界最高のタイトルを獲ったんです!
オリンピック風に表現すれば、
『1440度(4回転)』くらいの
方向転換だと言えますね(笑)
同じチェス人生でも、
『ボビー・フィッシャー』と
『ジョッシュ・ウェイツキン』とでは、
だいぶん違いますよね・・
じゃあ二人には、
なぜこのような違いが生まれたんでしょうか?
その1つが、
二人の周囲にいた人々の違い、
じゃないかと思います。
特に後者の
『ジョッシュ・ウェイツキン』の場合は、
父親の存在と理解が大きかったようで、
今でいう
『ステージママ(パパ)』みたいだったそうです、、
しかし、
チェスでも太極拳でも
世界に認められるようにしたんですから、
そこは健全な、
『ステージパパ』だったと言えるでしょう。
こんな風に、
将来もしかしたら藤井聡太六段だって、
将棋ばかりじゃなく、
他のことに興味を示して挑戦するかも知れません。
もしそうなったとしても、
彼が成功できるように、
今から関心を持って応援してあげたいなあ、
そう思ってます。
関谷はやと
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